これが弾けたら死んでもいい!

もう10年くらい前になるかもしれません。たぶん教室発表会の打ち上げの席だったと思いますが、「この曲が弾けたら死んでもいいって思うような曲は何か」というような話題になったことがありました。もちろん「死んでもいい」というのはとても大げさな表現で、言葉どおりには取れないですが(お酒の席ですし)、それほどまでに憧れる曲があるか、どんな曲か、ということで、大いに盛り上がった記憶があります。

私の尊敬する師匠、手塚健旨先生は、「若い頃、レヒーノ先生(レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ氏)の弾く『暁の鐘』が素晴らしく、あれが弾けたら死んでもいいと思ったけど、今弾けるけど生きてるなぁ」というようなことを笑いながらおっしゃっていました。「そうそう、いつの間にか弾けるようになっていて、これって不思議だよね」なんて、みんなで言ったように思います。

ところで、そのとき上記の質問をされた私の答えは「アランフェスが弾けたら!」でした。いまだに弾けません。ロドリーゴ作曲の「アランフェス協奏曲」は、初めて聴いたときから憧れの曲です。特に、手塚先生の「アランフェス」が大好きなのです。いつかこの曲をレッスンに持って行きたいと思いながら、いつになっても実現しません。

日本を離れている今、「帰国するまで」という期限を自分に課して、譜読みを始めてみました。とても難しいですが、なんとか実行して、帰国したときにはぜひレッスンを受けたいものです。

このブログを読んでくださっている皆さんも、憧れの一曲に向けて一緒に日々の努力を積み重ねていきましょう!
[PR]
by yuko_kodama | 2009-07-09 10:24 | ギター音楽の話
<< 英語のレッスン ジャパンデー後日談 >>