バレエを見て

先日、久しぶり(10年ぶりくらい?)にバレエを見に行く機会がありました。谷桃子さんのバレエ団の公演で、演目は「ラ・バヤデール」。インドを舞台にした、異国情緒溢れる悲恋物語です。

生のオーケストラの演奏をバックに、たくさんのダンサーが演技をする舞台は、ぜいたくの一言につきます。オペラと並んで、公演のチケットが高いのもむべなるかな・・・。
そんな中でひときわ私の目を引いたのは、主役をつとめていたバレリーナ。情感たっぷりの踊りで、王子の心変わりに苦しむシーンでは、その心が痛いほど伝わってきました。でも注意を引いた一番の理由は、そのスタイルの良さだったと思います。周りのダンサーと比べても、まるで一人だけ外国人のように、顔が小さく、手足が長くて細い。「見せる」ことが一番大切な世界で、スタイルの良さは大切な武器でしょう。その一方で、どんなに踊りが上手でも、持って生まれたスタイルの良さがなければトップに立つことは出来ないという、厳しい世界であることも伝わってきます。

音楽の世界でも、見た目に美しい人は活躍の場が広がるでしょうが、それは「絶対」ではありません。何より大切なのは、やはりその人が奏でる「音楽」ですものね。
久しぶりにバレエの舞台を見ながら、以前には感じなかった「近いようで全く違う」世界について、考えをめぐらせました。
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by yuko_kodama | 2008-02-13 23:06 | その他の話
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