正解のない世界

このブログでは、自分のライブだけでなく、私が聴きに行った様々なコンサートのレポートを掲載しています。多くは、私が好きでチケットを求めたコンサートや演奏家についての感想なので、悪いことを書くことはまずありませんが、かといって、特別に気を使って、思いもしないような感想を書くことはあり得ません。どれも、私の正直な感想です。
なぜこんなことを改めて書いたかというと、先日、私のブログでの感想を読んで期待していた演奏家について、それほどの好感を得なかったという人とお話をする機会があったためです。

そういうこともあるでしょう。私がここで「素晴らしかった」という感想を書くのは、私個人の感想です。そうでない、と感じる人もまた、多くいるかもしれません。どちらも、間違いではありません。音楽というのは、マークシートテストのように、たった一つの正解があるような世界ではないからです。
音楽の良し悪しの感じ方(「良い」「悪い」という表現が正しいかどうかは別として)は、それを感じる個人の感性や嗜好に大きく左右されると思います。その感じ方も、一生変わらないわけではなく、音楽をたくさん聴くことや楽器演奏のレッスンを受けることで、好みが変わっていくこともあるでしょう。以前はちっとも良いと思わなかった演奏家のステージに感激したり、逆に昔はとても好きだった演奏家のステージがつまらなく思えたり。
でも、大切なのは、その時に自分がどう思ったかという感性を信じることです。ここで私が書いた感想と異なる感じ方をしたからといって、「耳が未熟なせいではないか」「勉強不足なのではないか」などと思ったり、逆に「kodamaは音楽を聴く耳を持っていない」と批判したりするのは、当たらないと思います。異なる感想を持ったときも、堂々とその意見を自分のものとして主張していれば良いのです。そういう考えに基づいて、私はこのブログで個人的な感想を掲載しているのです。ちなみに、私の感じ方とは異なる感想を聞くことも、私はとても楽しみにしています。

コンサートの感想にも、そして自分の演奏にも、決して「正解」はありません。だからこそ、音楽は面白いのだと、私は思っています。
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by yuko_kodama | 2007-12-19 22:30 | その他の話
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