ホワイトデーライブ~レポート

d0030554_16435422.jpg3月14日に曙橋のバック・イン・タウンで行ったホワイトデーライブは、応援してくださる皆様のおかげで、ほぼ満席となり、盛況のうちにおわりました。遠方からみえた方、お仕事が終ってからかけつけてくださった方など、本当にありがとうございました。当日の録音を聴きながら、あらためて振り返ってみたいと思います。

当日は、客席を飛び回ってご挨拶をされていた椎野さんとは対照的に、私は失礼ながら終演まで客席にはほとんど顔を出さないようにしていました。緊張感と集中力を保ちたかったためです。昨年10月に行ったコスモスライブでは、共演者と楽しい楽屋でのひとときを過ごせたのは良かったのですが、私は少し演奏に集中を欠いてしまいました。今回はそれを修正して臨みたかった、というのもありました。
そうした失礼の成果(?)か、今回のライブでは、前回よりも集中した演奏をすることができたと思います。まだまだ技術的に不十分なところは多々あるのですが、トークで曲のイメージや雰囲気を伝えることで、普段ギター演奏にあまり馴染みのない方々にも楽しんでいただけたようで、大変嬉しく思います。せっかくのホワイトデーということで、デュオでは「愛の挨拶」「愛の夢」といった、コンセプト選曲もしてみましたが、ソロのプログラムにもこれらにつながるものがあれば、なお良かったかな、というのが反省です。今後は、レパートリーを広げて、さらに色々な曲を勉強していきたいと思っています。

2ndステージの椎野さんの演奏は、(録音で聴いているわけですが)、彼女の「情熱的」な個性がよく表れた素晴らしいステージになっていたと思います。今まで、「リブラ・ソナチネ」や「バーデンジャズ組曲」など、ポップス寄りのプログラムでお馴染みだった彼女ですが、今回のステージではジュリアーニのソナタや「アストゥリアス」といった、古典的名曲にも挑戦されていて、新たな魅力を発揮していたのではないでしょうか。それでも、プログラム最後の「タンゴ弾き」では、従来の彼女らしい演奏も聴けました。今後も、コンクールや演奏会の出演予定がぎっしり詰まっているようです。ファンも多い彼女、次回私とやってくださるのはいつになるかナゾですが、また機会があればぜひお願いしたいと思います。

デュオについては・・・やはり反省が先立ちます。(お聴きの方は分かるとおり)、全く違う演奏個性を持つ二人が、ひとつの曲に取り組むというのは、思った以上に難しいことでした。もう少しまとまったものを披露したかったという気持ちが残ります。ただ、プジョールの名編曲による「コルドバ」「スペイン舞曲1番」という二つの大曲に取り組めたことは、私にとって大きな経験と財産になりました。今後に生かせればよいなと思っています。

ご来場いただいた皆さまには、最後まで静かにお聴きいただいて、本当にありがとうございました。今後ともどうぞ応援をよろしくお願い申し上げます。

♪Program
<1st stage>
デュオ
・カヴァティーナ~映画「ディア・ハンター」より (マイヤーズ)
・愛の夢 (リスト)
・愛の挨拶 (エルガー)
児玉ソロ
・ファンタジー (ヴァイス)
・アルハンブラの想い出/アラビア風奇想曲 (タレガ)
・スケルツィーノ・メヒカーノ (ポンセ)
・フーリア・フロリーダ/ワルツ第3番 (バリオス)
・ロートレック讃歌 (E.S・デ・ラ・マーサ)
<2nd stage>
椎野ソロ
・プレリュード第1番、第4番/エチュード第11番 (ヴィラ=ロボス)
・アストゥリアス (アルベニス)
・ソナタ第15番 (ジュリアーニ)
・あるタンゴ弾きに捧げる哀歌 (M.D.プホール)
デュオ
・コルドバ (アルベニス)
・スペイン舞曲第1番 (ファリャ)

(アンコール)
・ティコティコ
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by yuko_kodama | 2007-03-21 16:46 | ライブ、コンサートの話
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