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クラシックギターライブ in BACK IN TOWN

9月5日(火)、遅刻しながらも夜のバック・イン・タウンへ。今夜のライブは、何度か私が対バンライブをしている楠幸樹くんのほか、同じくクラシックギターの林竜也さん、チェロの中島杏子さん、フルートの長堀美佳さんの4人によるアンサンブルライブです。

遅刻のため前半が聞けず、1stステージ最後の、中島(Vc)&楠(g)の「ブエノスアイレスの四季」(ピアソラ)から聴きはじめました。チェロの音程が安定していて聞きやすく、よくビブラートの効いた歌が美しい。PAが入るこちらのライブハウスでは、アンバランスになりがちな音量も全く問題なしです。けれども、どこか安全運転?ピアソラに特有の緊張感がなかなか伝わってこないのが、少し残念でした。でも、お互い音色も美しい素敵なデュオです。また聴きたいな。

2ndステージは、長堀(Fl)&林(g)で「タンゴの歴史」(ピアソラ)。何度かステージを重ねているのか、抜群のアンサンブル。今回は、1曲づつ、曲の紹介とトークが入っての演奏でしたが、私としては、ある程度まとまった「組曲」として聴きたかったなーというのが本音。でも、なかなか日の目を見ない最後の1曲「現代のコンサート」が聴けたのは嬉しかったです。

3rdステージは、楠&林のギターデュオ。楽しいトークは、気心知れた友人同士だからでしょうか。演奏もぴったり息のあったもので、スリリングな駆け引きが楽しめました。若い男の子同士の、ノリの良い疾走感溢れる演奏は、聴くだけで元気が出ました。

私は今、デュオでプホールのタンゴを練習しています。この曲がいかにもピアソラ風のタンゴなので、雰囲気の研究のために、ここ数日は自宅にある、ありとあらゆる音源を探して、ピアソラを聴きまくっていました。この日は、生演奏を楽しめて、足を運んだかいがありました。
楠くんとは、11月10日(金)に、国分寺クラスタにて、1年ぶりの対バンライブが決まっています。こちらもよろしくお願いします!
by yuko_kodama | 2006-09-07 22:58 | ライブ、コンサートの話
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