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ミニコンサート終了

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10月6日(金)、秋津の隠れ家カフェ「loop(ループ)」さんにて無事にミニコンサート終了しました。

会場のループさんは、とても響きのよい空間でした。なんて気持ちの良い響き〜と開演前は調子よくスラスラ弾いてたのですが、やはり本番はそうは問屋が卸さない。。。久しぶりのソロコンサートの緊張に、ミスタッチ続出。でも、弾き慣れたクラシックのレパートリーが自分を助けてくれました。
アラビア風綺想曲、アメリアの遺言、盗賊の唄など、自分の音楽をきちんとお伝えできたのではないかと思います。

当日いらして下さったギタリスト兼作曲家の瀬戸輝一さまが、ブログに感想を書いて下さったのでリンクはります。


「ギターをしっかり鳴らしていて丁寧な演奏」というご感想、ああ自分の良いところをきちんと出せたんだなーと思い、本当に嬉しかったです。貴重なお時間を割いてのご来場、そしてご感想、どうもありがとうございました。

私が弾いているのは、アルカンヘル・フェルナンデス。名器と言われる楽器です。透きとおるようなギター本来の音色が持ち味ですが、弾いた分しか音が出ません。逆にいうと、世の中のほとんどのギターは、弾いた以上の音が出ています。良し悪しは置いておくとして、アルカンヘルは弾くのが難しいとか張りが強いとか世間で言われるのは、きちんと弾かなければきちんと鳴らない楽器だからなのです。

私には、速い曲、難しい曲をミスなく弾ききるようなテクニックはありませんが、「きちんとしたタッチで楽器を鳴らす」テクニックは持っていて、そしてそれは初めてお会いしたギタリストの方にもちゃんと伝わるものだったのだと、嬉しく思いました。

これからも自分らしく、クラシックギターの良さを届けていきたいと思います。
次回、同じくloopさんにて1月26日(金)にミニコンサートの予定です。あらためてご案内させて頂きますので、ぜひお越しくださいませ。

最後に。
こうして「きちんと楽器を鳴らすテクニック」を身につけられたのは、恩師の手塚健旨先生のお陰にほかなりません。その基礎の上に、たくさんの演奏技術を惜しげもなくレッスンして下さったのは、留学中に師事したマリア・エステル・グスマン先生です。2人の恩師に心から感謝したいと思います。(他にも数えきれないくらいの恩人に感謝します!)

さて、今日はその恩師マリア・エステル・グスマン先生の東京でのリサイタル!本当に楽しみです。チケットはたったの5,000円です。私のミニコンサートが1,500円、値段は3倍ちょいですが演奏は100倍、いやもっと??すごいんです。ぜひぜひ一緒に行きましょう。







by yuko_kodama | 2017-10-13 10:01 | ライブ、コンサートの話
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