ショパンとバリオス

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5月24日にこのブログで紹介しました、NHK教育テレビで放送中の「スーパーピアノレッスン」。
昨日の総集編をもって、F.アントルモン氏によるモーツァルト作品のレッスンシリーズが終わり、来週から新たに、ジャン=マルク・ルイサダ氏によるショパン作品のレッスンシリーズが始まるようです。

むか~しピアノを習っていたこともある私は、ショパンのピアノ曲も大好きです。けれども、真剣に聴く機会を得たのは、むしろギターに夢中になってからのことでした。A.バリオスの「ワルツ第3番、第4番」をレッスンに持っていったとき、師匠である手塚先生から「バリオスのワルツを弾くならば、ショパンのワルツを聴きなさい」というアドバイスをもらったからです。

バリオスの作品の中でもこの「ワルツ第3番」、「ワルツ第4番」は、大変演奏される機会の多い佳品です。それぞれ5分くらいの曲で、その華やかさと軽やかさ、曲の展開などは、明らかにショパンのワルツを意識して作曲されたものと思われます。

先生のアドバイスに従って私はショパンのワルツ全集のCDを買い、MDにコピーして通勤電車で毎日聴きました。しだいにバリオスの作品に対するイメージが明確になり、曲の雰囲気を表現していくことの面白さ、楽しさに気付きました。ちょうどこの頃、愛器「マルセロ・バルベロ2世」に出会ったこともタイミングが良かったと思います。
まだまだ技術的には未熟で、この2曲の難曲を弾きこなすことはできませんでしたが、発表会に出たときにはびっくりするくらいの好評価をまわりから頂きました。思えば、それまでいくつかの趣味の中のひとつにすぎなかったギターが、私の中で特別なものになった瞬間だったかもしれません。

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今も「ワルツ第3番」は私の愛奏曲です。これからも勉強の必要な難しい曲ではありますが、出発点を思い出させてくれる大切な1曲として、丁寧に取り組んでいきたいと思っています。

そんなわけで、来週以降の「ピアノレッスン」からも目が離せません!


♪ショパン:ワルツ全集 (ピアノ ウラディーミル・アシュケナージ)
♪バリオス作品集 (ギター ジョン・ウィリアムス)
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by yuko_kodama | 2005-07-27 16:15 | ギター音楽の話
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