スペインの庭の夜(ファリャ)

今日は、夕食にガスパチョを用意しました。
ガスパチョは、暑いアンダルシアの夏には欠かせない食べ物。トマトの冷たいスープです。ニンニクの香りと適度な塩味がトマトのさわやかさを引き立てて、暑さで食欲のない時でもすっきり食べられる一品です。留学中に友人が贈ってくれたアンダルシア料理のレシピ本のとおりに作ったら、すごく美味しい。向こうで食べたものとほぼ同じ味に出来て、大満足です。

そうして、すっかりスペインな気分になったので、ファリャ作曲「スペインの庭の夜」をBGMにしてみました。今夜も、結構涼しくなってきて、ベランダで夕涼みをしながら聴くには最高の1枚。
私が持っているのは、アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏のもの。
アルベニスの「スペイン狂詩曲」、トゥリーナの「交響的狂詩曲」がカップリングされています。

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「スペインの庭の夜」は、みずみずしいピアノの音が、涼しげなグラナダの夕べや、コルドバの美しいパティオの夜を連想させるピアノ協奏曲。

スペインの夏は湿気が少ないので、暑いアンダルシアでも、夜になれば気温が下がり、かなり過ごしやすくなります。エアコンの普及率が低いので、人々は涼しくなった庭で夕涼みをするのですね。
映画やコンサートも、夏の間は屋外で催されます。こうした屋外の催しは、チケット価格も手ごろ。日本円でいえば、500円前後のものが多かったです。
でも、報道によれば、今年も南ヨーロッパの猛暑は相当なものらしい。名曲の背景にある習慣も、今は昔というところでしょうか。
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by yuko_kodama | 2005-07-02 22:54 | クラシック音楽の話
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