新年のご挨拶

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は今年も例年どおりのお正月を迎えることができました。

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今年も近所で初日の出を迎えました。
残念ながら地平近くは雲が多く、雲の向こうからの初日の出でしたが、空のグラデーションが美しかったです。


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おせち料理も例年どおり、かまぼこと伊達巻以外は手作りです。今年こそ伊達巻を作ろうと材料も揃えたのですが、結局出来ませんでした。来年こそは!(と昨年も書いたような。。。)

家族で初詣、親戚の集まり、かるた取りやボードゲーム、いかにもお正月らしいお正月を過ごせて満足しています。

さて、今年は10月にカンパニージャでの北海道演奏旅行が決まっております。こちらに向けて、アンサンブル、カルテット、デュオ、ソロ、それぞれ演奏に磨きをかけて準備していきたいと思います。
ソロでは、今年はスペインの作曲家の作品を重点的にレパートリーに加えたいと思っています。自分にふさわしい、一生もののレパートリーを探していきたいと思います。カフェ・ループでのミニコンサートもまた再開したいと考えておりますので、ぜひ応援宜しくお願い致します。

教室運営については、光が丘教室で教え始めて2年になり生徒さんが増えてきましたので、横浜教室とのつながりを何か考えていきたいとアイデアを練っております。発表会などのイベントに参加する方が増えてくださるといいなと思っています。こちらも引き続き丁寧な指導、上達する指導を心がけて、頑張りたいと思います。

皆様に支えて頂きながら、今年もまだまだ成長していきたいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

児玉祐子








# by yuko_kodama | 2019-01-03 23:10 | その他の話

仕事納め

22日(土)光が丘教室
24日(月)横浜教室
それぞれ今年最後のレッスンが終わりました。

光が丘教室は全員出席。
初級以上クラスは、少し前から取り組んできた右手の基礎練習のパターンを4つ覚えてひと段落。来年は引き続きこの4つのパターンを基本にバリエーションつけながら、全員で基礎練習に取り組んでいきたいと思います。
全員練習の後は個別レッスン、それぞれの今年の頑張りと来年の抱負を発表して頂きました。私も皆さんの目標に寄り添ったレッスンが出来るよう、アイデアを練りたいと思います。
入門クラスは、入門半年〜1年のAグループ、この10月に入門したBグループ、それぞれ3名づつのグループレッスンです。月に1回のレッスンで全くの入門から曲を楽しめるところまで持っていくには時間がかかりますが、まずは楽しく続けて頂けるよう、こちらもアイデアを練っていきたいと思います。

横浜教室は1名欠席でしたが、通常どおりの個人レッスンを2名と今年最後のチームGの合奏レッスンでした。
年配の方の多い横浜教室ですが、年齢に関係なく真摯な取り組みが上達につながることを身を以て示して下さる生徒さん方に、私の方が勉強させて頂くことも多いです。
チームGでは、発表会後に取り組んできた「もみじ」を練習。パート間でのメロディの受け渡しと最後のリタルダントを集中的に確認し、良い演奏が出来たところで1時間の練習を切り上げました。来年は新たな曲に取り組む予定なので、冬休み中に選曲頑張ります!

今年も一年、生徒さんがたの頑張りに支えられて、無事終えることが出来ました。来年は、より良い教室運営のためのアイデアをいくつか温めておりますので、少しづつ試していきたいと思っております。引き続き、児玉祐子ギター教室をどうぞ宜しくお願い致します。

今年一年の感謝をこめて。

児玉祐子


# by yuko_kodama | 2018-12-25 10:01 | ギター教室の話

弾き納め会終了

12月16日(日)、目黒区東山社会教育館にて、尾野桂子・児玉祐子 両ギター教室合同の弾き納め会を催しました。
演奏参加6名、聴くだけ参加1名に尾野先生と私で、こぢんまりと和やかに。

それぞれが目標を持って取り組んできた、あるいは絶賛練習中未完成の曲を演奏。そして、今回はただ聴くだけでなく、感想をコメントして演奏者にお渡しするという試みをしてみました。
昨日のレッスンで参加者に感想をお聞きしましたら、普段なんとなく聴いてしまう他人の演奏に責任持ってコメントしなくてはいけなくなったことで、聴き方の良い勉強になったという肯定的な捉え方を皆さんして下さっていて安心しました。

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チームGも弾き納めに挑戦。
普段1stを弾くメンバーが不参加のため、私が代打をつとめました。やっぱり、いつものメンバーでないとバランスや微調整が難しいですね〜。4回くらいリベンジしましたが、なかなか思うような演奏が出来ず、皆さん反省しきり。笑

私たちは講師企画(余興?)として
①2人でラグリマ
②ぶっつけ本番アンクラージュマン
をやりました。
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ラグリマ弾いてます。
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尾野先生のラグリマ演奏前。参加者の皆さんが先に演奏した私へのコメントを書いているので、弾き始められない〜〜。笑

ラグリマ、同じ曲ですが2人の個性が表れた、異なる演奏になりました。私も尾野先生のラグリマからたくさん勉強させて頂きました。たった2分でも学べることってあるんだなー。

アンクラージュマンは、事前にメールのやり取りでおおまかなテンポだけ設定し、いきなり当日合わせてみました。何とか最後まで完走!
生徒さんたちには、この一発目の合わせからステージにのせる演奏になるまでの過程などを2人からお話しさせて頂きました。より興味を持ってコンサートなど聴いて下さるとありがたいです。

最後には車座に椅子を並べて、アレクサンダーテクニークの始めの一歩「立つ・座る」の動作の確認を尾野先生から、さらに全員一言づつ今年の反省と来年の抱負を述べて終了となりました。

いつも企画から準備まで率先してすすめて下さる尾野先生には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

今年のコンサート、教室イベント等はこれで全て終了です。今年もたくさんの方々に支えられ、コンサートも教室イベントも精いっぱいつとめることが出来ました。応援ありがとうございました。








# by yuko_kodama | 2018-12-18 11:14 | ギター教室の話

ハビエル・ガルシア・モレーノ ギターリサイタル

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12月8日(土)、スペインから来日されたハビエル・ガルシア・モレーノさんのギターリサイタルを聴いてきました。
二年に一度の頻度で来日コンサートを持たれているハビエル氏ですが、私が聴くのは久しぶりです。

プログラムの最初に弾かれたバッハのプレリュードは静謐で美しく、私の持っていたかつてのハビエル氏の印象を一掃しました。これまで何度となく聴いたシャコンヌは、同じバッハでも大向こうに見得を切るような派手な演奏で、もちろんとても素晴らしく毎回コンサートではブラボーが出ましたが、好きかと聞かれたら即答は出来ないなあという感じ。それに対してこの日のプレリュードは、持ち前の完璧なテクニックと歌心豊かな表現に加えて、「表現を抑えることの美しさ」が聴かれました。素敵でした。
後で打ち上げをご一緒した音楽評論家の高橋望さんがハビエル氏に「なぜカポタストを使って演奏したのか」と質問されていたのですが、それに対する答えは「開放弦がバーンと鳴ってしまう響き方がいやだったんです。もっと全体を全て均一に静かにまとめたかった。」というものでした。この答えを聞き、演奏の静かな美しさにさらに納得がいきました。
チラシに予告されながら変更プログラムによって割愛されてしまったヴァイスやスカルラッティを、次回はぜひ聴いてみたいです。

サプライズ出演のフルート立住若菜さんとのジュリアーニでは、澄んだキレのよい響きがフルートの柔らかな音を際立たせる見事なアンサンブル。
そして、お得意のスペインものでは「これから弾く曲は皆さんかつて聴いたこともない曲ですよ。」というトークに続き、アストゥリアスなど誰もが知る有名曲を演奏してギャグが受けたと大喜び。陽気なマラガ人の一面は相変わらずです。

この日のプログラム最後に演奏されたのは、トゥリーナのソナタ。これもハビエル氏の長年のレパートリーで何度も聴いている曲です。
私はトゥリーナのギター曲はどちらかというとあまり好きではありません。「音の風景画家」とまで言われるトゥリーナは、ピアノ作品では近代的で印象派風の不思議な音楽世界を確立しているのに、ギター曲では必ずラスゲアードの騒音に美しさがかき消されてしまうからです。しかし、この日のハビエル氏の演奏は素晴らしく、トゥリーナのギター曲への印象がとても良くなりました。ラスゲアードはあくまでも軽やかでリズミカル、決してうるさくありません。トゥリーナらしい近代的な響きの主題は歌心に溢れ、随所に聴かれる繊細なピアニシモも印象的でした。以前はもっとイケイケでこれ見よがしな演奏だったような気がしますが、この日のトゥリーナは名演奏というに相応しいと思いました。

次回はまた二年後の予定とのことです。軽々とギターを操るテクニックとラテンを知り尽くしたリズム感や歌心に、繊細な表現の美しさが加わったハビエル氏の再来日を楽しみに待ちたいと思います。


おまけ。
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その大きな手が羨ましくて1枚記念に撮らせて頂きました。手前が私の手です。



# by yuko_kodama | 2018-12-12 09:29 | ライブ、コンサートの話

あがり症

アレクサンダーテクニークの指導者の方のメルマガを読んでいます。
今週の記事が、「あがり症」についてとても分かりやすく整理されていたので、ブログ記事をこちらでシェアしたいと思います。

「どうしたら緊張しないで弾けるのか」
と、私もよく生徒さんから聞かれます。
「緊張しなくなるということはないです。緊張しても演奏に支障が出ないように色々と訓練しました。」というのが私の答えです。どういう訓練をしたかも、もちろんお話しします。なかなか実践するのは難しいようですが。

ブログ記事では緊張した時の反応を
 ①生理的
 ②心理的
 ③身体的
に分けて整理して書いてくださっています。とても分かりやすいです。
私は、②の心理的反応に対してはマリア・エステル先生から教わったイメージトレーニングが有効でした。③の身体的反応に対しては、アレクサンダーテクニークを基にしたアンドーヴァーというメソッドを井桁典子先生からレッスンして頂き、これもとても有効でした。

どうしても舞台であがってしまい力を発揮できないという方、アレクサンダーのレッスンを受けないまでも、この緊張のメカニズムを知るだけでも色々なヒントになるのではと思います。
ご参考まで。












# by yuko_kodama | 2018-12-08 23:27 | メディア(番組・記事)紹介

リオリコ・ギターアンサンブル定期演奏会〜松岡滋作品展

11月も下旬に入り、一気に季節も進んできた感じ、東京でも冬が感じられる冷え込みです。久しぶりの投稿です。

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11月18日(日)、渋谷大和田伝承ホールで催された「松岡滋 作曲作品展」を聴いてきました。お世話になっているギタリストの富川勝智さんが主宰するリオリコ・ギターアンサンブルの定期演奏会でもありました。

松岡さんの曲は、これまでもリオリコさんの演奏や尾野桂子さんの弾き歌いで聴いていましたが、こうして「作品展」として一堂にまとまって聴くと、また感じられ方が違いますね。単発で1曲づつ聴いている時には、どちらかというと奏者の個性を聴こうという姿勢で聴いてしまっていた気がします。今回こうして作曲家にフォーカスしたコンサートを聴いたことで、「松岡滋」という作曲家の個性がよりはっきりと感じられ、とても新鮮でした。

どの曲も聴いていて心地よいメロディとハーモ二ー。聴衆も演奏者も、皆さん共通して感じていらっしゃるのは「優しさ」という言葉で表現される雰囲気です。でも、ただ優しいだけではない、折り目正しさというか、ある種の「きちんと感」があって、引き締まって決してだらけない音楽の良さも感じました。感性やひらめきに頼りすぎない、理論?技法?そういったものの力ではないかと思います。どれも素敵な作品で、本当に良いコンサートでした。

もちろん、演奏も素晴らしかったので「良いコンサート」であったわけです。どの奏者も心から松岡作品を愛して、理解して、尊敬して、演奏しているのが客席に伝わりました。細かい表現に気を配り、美しい音で、ミスなく、作品の良さを届けてくれました。

個人的にとても気に入ったのは、
①ヴァイオリン・フルート・ギターによる「3つのダンス」。
異なったスタイルの舞曲による小組曲で、とてもお洒落。ギターでは実現出来ないロングトーンをヴァイオリンとフルートの絡み合いで表現して、とても楽しく聴けました。ヴァイオリンとフルートって、似た者同士で個性を生かすのは難しいのかな?と思っていたのですが、そんなことは全くなかったです。それぞれ、異なる音色の持ち味が存分に発揮されていました。

②ギター五重奏による「渋谷無窮動」。
ミニマルミュージックの手法を用い、渋谷のスクランブル交差点の様子を表現したとの解説でしたが、これはとても面白い音楽。映像が脳裏にはっきりと浮かび上がってくるような感動があります。絶え間なく行き交う人々や車の往来を、淡々と正確に冴えわたるテクニックで表現していくクアトロ・パロスの皆さん。ストップモーションの瞬間をどきっとするほど美しい音色で奏でる富川さん。
パロスと富川さんのアメリカツアーのために作曲されたとのことですが、シナリオでいう当て書き、になるかな?奏者の個性を100パーセント以上に生かせるのは、委嘱作品の良さですね。

③ギター合奏(または四重奏)のための「やわらかな歌」
あずみ野ギターアカデミーのアンサンブル講座のために作曲された作品とのこと。ギターアンサンブル作品として、奏者にとっての楽しみと聴衆にとっての楽しみがバランス良く両立しているように感じました。弾いて楽しい、聴いて美しい。これはいつか、「アルカンヘル・カルテット」で弾いてみたい作品です。

ここに挙げなかった作品も、どれも素敵でした。楽譜も買い占めてしまいたかったけど、お金もそんなにないし笑、弾けるものだけにとどめました。今後もたくさんの良い作品が増えて、第2回作品展の開催があるといいですね。楽しみに待ちたいと思います。
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購入した楽譜にサインを頂きました!(ミーハーです。)演奏会のプログラムデザインも素敵でした。







# by yuko_kodama | 2018-11-20 12:40 | ライブ、コンサートの話

デュオコンサート終了

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10月14日(日)
横浜市美しが丘ケアプラザのアフタヌーンコンサートに、丸山耕太郎さんとのデュオで出演させて頂きました。
こちらのケアプラザでは、地域の方々との交流のために、定期的にコンサートを開いているそうです。
年配の方を中心に、ご近所にお住いの方々がお集まりくださいました。クラシックギターは普段馴染みがないとのことでしたが、マニアックなプログラムもよく聴いてくださり、好意的な感想を頂きました。嬉しいです!

今回は録画・録音をお願いしておりましたので、プログラムの中からお気に入りの1曲「スペイン舞曲第4番“ビリャネスカ”」(グラナドス)をご紹介します。


主題部分では、丸山さんの師匠フランシスコ・クエンカ譲りの澄んだハーモニクス、中間部ではアルカンヘルならではの抜けの良い高音と美しい低音弦のハイポジションの響きがお聴き頂けると思います。

ケアプラザの皆さま、お世話になりました。今回の出演をコーディネートしてくださった丸山耕太郎さん、お疲れさま、そしてありがとうございました!

# by yuko_kodama | 2018-10-19 12:57 | ライブ、コンサートの話

発表会終了

9月23日(日)、連休ど真ん中の日曜日でしたが、無事に発表会終了致しました。

会場の目黒「芸術家の家スタジオ」
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音響が良く、ギター演奏には申し分ない会場でした。控え室とのアクセスが外階段のみだったので、出入りの多い発表会としては、その点だけ少し使いにくい感じはありましたが、目黒駅はJR、地下鉄、東急線も乗り入れてアクセスが良いので、また機会があれば利用したい会場です。

演奏は皆さん本当に素晴らしかった!
発表会にエントリーして、棄権せずに本番を演奏するというだけで、私たち講師からすればすでに100点満点をあげたい気持ちです。加えて今日は、途中で演奏が中断したり、先が弾けなくなって途中でやめてしまう人は誰もいませんでした。皆さん最後まで大きなミスなく弾ききったのは大きな成果です。弾き終えて、個人個人には色々な思いがあるでしょうが、ぜひ自分をほめて100点をあげてください。そして、足りなかった部分は明日からの練習でまた新たに取り組んでいきましょう。

出演者の皆さん、お疲れさまでした。
ご来場頂きましたご家族の皆様、お客様には温かい拍手に感謝申し上げます。
また来年の秋、さらに多くの仲間を出演者としてお迎えすべく、私もレッスンに演奏活動に励みたいと思います。
どうもありがとうございました!

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※遅くなりましたが、11月13日に集合写真を追加掲載致しました。










# by yuko_kodama | 2018-09-23 23:56 | ギター教室の話

合同発表会


いよいよ今週末になりました。
尾野桂子先生のお教室との合同発表会、目黒の「芸術家の家スタジオ」にて14時スタート予定です。

今年は出演者が少なめですが、ご家族以外の方でも、ご興味ある方は大歓迎です。今回出演されない生徒さんたちにも、ぜひ聴きに来て頂きたいです!講師演奏もたっぷり30分以上ありますので、どうぞお楽しみに。



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# by yuko_kodama | 2018-09-20 21:13 | ギター教室の話

オレジャーナ氏リサイタル、無事終了!

ロミリオ・オレジャーナ氏のリサイタル、無事終了致しました。本当に素晴らしい演奏でした。

会場は横浜市営地下鉄センター南駅からすぐの、とても素敵なサロンです。
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横浜市営地下鉄というと、東京の西寄りの我が家からはかなり遠いのですが、西武鉄道が東横線に乗り入れて日吉駅までは直通でしたので、乗り換えは1回。距離の割には疲れなかったです。

この日は、カルテット「アルカンヘル」で前座に15分ほど演奏。主役がチリのギタリストということで、私たちは日本の曲を選んでプログラミングしました。
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昨年の北海道ツアーで結成して、7月のアンサンブルフェスティバル、そして今回で3回目のステージ。息が合ってきました。

ロミリオさんのステージ。

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写真からもお分かりのとおり、かなり間近まで客席を設けました。40人で満席のサロンに50人ものお客様が来てくださったためです。
日本ではあまりメジャーでないチリの小品やハビエル・コントレラスから贈られたという組曲と、人気のあるポンセやバリオス、ピアソラを組み合わせた、とてもバランスの良いプログラムでした。プログラムの最後に置かれた「ブエノスアイレスの冬・春」は、後でご本人に確認しましたところ、アサド編で、一部のカデンツァのみハビエル・コントレラスの編曲を採用しているとのことでした。あまりに手の内に入った演奏でしたので、てっきりご本人の編曲だと思いました。名演でした。

全体を通して印象に残ったのはダイナミックレンジの広さと、pやppの美しい使い方。静から動、動から静へ、感情的でありながら、ものすごく良くコントロールされた音楽と、それを可能にする自由にギターを操るテクニック。最初から最後までロミリオ氏の世界に引き込まれ、あっという間の1時間でした。アンコールで弾かれたターレガの「ト調のマズルカ」がそれはそれは美しくて、涙が出るようでした。今回は南米の作品でのリサイタルでしたが、ソルやターレガなど、スペインの王道作品の演奏もぜひ聴いてみたくなりました。

打ち上げも楽しく盛り上がりました。
今回初対面でしたが、かねてよりFacebookでやり取りのありました小川和隆先生のお隣にお席を頂戴し、貴重なお話やアドバイスをたくさん聞けました!小川先生、ありがとうございました。

それにしても世界は広いなあ。
まだまだ、知られざる名ギタリストがいるのですね。再来日を強くリクエストしておきたいと思います。






# by yuko_kodama | 2018-09-15 14:28 | ライブ、コンサートの話