<   2016年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ブーケ・デ・ボンボン 盛会でした!

9月24日(土)、本郷三丁目の名曲喫茶カデンツァにて行いました「ブーケ・デ・ボンボン」の歌、ピアノ、ギターによるコンサートは満席のお客様にご来場頂き、盛会のうちに終えることができました。ゲストとしての出演をオファーして下さったギタリストの尾野桂子さん、そして共演の皆さま、関係者さま、ご来場くださいましたお客さまに心からお礼を申し上げます。

写真付きのレポートが、尾野さんのブログに詳しく掲載されておりますので、こちらもぜひご覧ください!
http://blog.livedoor.jp/ono_guitar/archives/2337850.html

さて、こちらでも私の言葉と感想でコンサートの様子を振り返ります。

d0030554_13511799.jpg


このお三方(ソプラノ 高嶋今日子さん、ピアノ 山内亮子さん、ギター 尾野桂子さん)がブーケ・デ・ボンボンのメンバーです。昨年第一回目のコンサートを成功させ、第二回となる今年はソプラノの村岡直子さんと私がゲストとして加わりました。

私は他楽器や声楽とのアンサンブルが初めてだったのですが、ソプラノの圧倒的な存在感と華やかさには驚きました。そして、それを支えるピアニストの素晴らしいアンサンブル技術やアイデアにも。その中でどうしても地味な存在になりがちなギターをどうやって生かすかというところで、尾野さんのアイデアとテクニックは素晴らしいものでした。1曲目「冬の花びら」は、ヴィヴァルディの「四季」より冬の第二楽章に歌詞を付したもの。器楽と声楽それぞれの良いところが出し合える、ブーケ・デ・ボンボンのテーマ曲です。

続くギターとソプラノのアンサンブルは、オペラ「ドン・ジョバンニ」から「ベドライ・カリーノ」。ギターパートは、かのソルの手による編曲だそうで、華やかなソプラノを相手にシンプルなクラシックギターらしさと美しさが際立ちます。ソプラノとギターのアンサンブル、素晴らしい可能性を秘めていますね。もっと聴きたい!!

d0030554_13511867.jpg


お次はギターデュオで、ビゼーの「カルメン」からプレリュード、アラゴネーズ、ハバネラの3曲。とても難しい編曲で練習が大変だったのですが、本番はアンサンブルを楽しむことが出来ました。録音を聴いて反省した箇所がたくさんあるので、そのへんを修正して11月の再演に臨みます!
尾野さんの音楽作りはとても自然で、また音が美しいので、ギターオリジナルではないこうした編曲ものを今回選曲したことで勉強になることが多かったです。またご一緒したいギタリストです。

この後、私と同じく今回初参加のゲスト村岡直子さんが「メリー・ウィドウ」より「とざした唇に」をソロで歌い上げました。誰でも一度は耳にしたことのある親しみあるメロディですが、日本語歌詞で近い場所から聴くと、とても新鮮です。高嶋さんとはまた違う声の魅力をお持ちです。

前半最後は「この道でいいの?」
ギターを愛好される方は皆さんご存知の、“トローバの「トリーハ」って絶対に「この道」と似てるよね〜”というネタを実際にメドレーにしてステージで実現してしまった、お客さまにも大人気の1曲です。「この道」と「トリーハ」の他にも「え?これも?それも?」というくらい色々な曲が登場して、ソプラノ高嶋さんの素晴らしい演技力もあり、客席は笑いあり手拍子ありの大盛り上がり。これは会場に来て、見て頂くのが一番です。この曲だけでも聴きに来る(見に来る?)価値がありますよ!

カデンツァさんの美味しいお飲み物が提供された休憩をはさんで、後半はソプラノ・デュオでスタート。「わが心の想ひ」「秋の歌」の2曲は息の合ったハーモニーの美しさもさることながら、二人のソプラノが全力で歌う音量と迫力にも圧倒されました。実は声楽に疎い私、これまであまり歌のコンサートに足を運ぶことがなかったのですが、歌をもっともっと聴きたい!という気持ちになりました。

次はピアノとギターのアンサンブルで、グラナドスの「スペイン舞曲第5番アンダルーサ」とイタリア歌曲「カタリ・カタリ」、どちらもよく考えられた編曲だったと思います。アンダルーサではラスゲアードを含めたクラシックギターのスパニッシュな面が存分に楽しめ、一方のカタリ・カタリはドラマチックな展開をピアノが、物哀しく切ない歌をギターが表現していて、お二人の世界に引き込まれました。ピアノの山内さんは今回ソロこそ演奏されなかったものの、ギター&ソプラノ、ギターデュオ以外の全ての曲で出ずっぱり!その主役を常に引き立てるバランスの良さ、そしていざ自分の出番となった時のドラマチックな表現の素晴らしさを聴いて私は、クエンカ兄弟の兄ホセ・マヌエル氏を思い浮かべました。

「カタリ・カタリ」でしっとりとした雰囲気になった会場ですが、高嶋さんがバラの花束を抱いて登場、ソロで「ウィーンわが夢の街」を歌って一気に華やかに!やっぱりソプラノ素敵!!何度も録音を聴き直したせいもありますが、今も頭の中で歌声がリピートして止まりません。

d0030554_13511941.jpg


最後は出演者全員でディズニー映画からのメドレー「いつか王子様が〜チム・チム・チェリー〜スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス」を。
ソプラノがお二人で歌われるとギターはなかなか辛いものがありますが(しかも歌のキィに合わせているため、ヘ短調など普段は絶対に出てこないセーハだらけの編曲)、要所要所でいいところを弾かせて頂き、衣装にも遊び心を取り入れ、アンコールの「冬の花びら」まで、とっても楽しく演奏することが出来ました。

演奏しても聴いていても見ていても、とても楽しいコンサートになったと思います。次回の企画があれば、ぜひぜひまた参加させて頂きたい!!よろしくお願いします!!

というわけで長〜いレポートになりましたが、大成功のコンサートでした。ありがとうございました。



[PR]
by yuko_kodama | 2016-09-28 12:41 | ライブ、コンサートの話