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コスモスライブ

いよいよ、今年最後のライブが近づいてきました。12月7日(金)、曙橋のバック・イン・タウンにて、椎野みち子さん・村上尚代さん・佐藤真澄さんと4人でジョイントライブを行います。

デュオや4重奏のリハも、そこそこ順調に進んでいます。後は個人練習あるのみ?頑張らなくちゃ。今回は、12月ということもあって、「聖母の御子」を久しぶりに演奏します。スペイン北東部のカタルーニャ地方の民謡で、耳なじみのよい美しいメロディの曲です。数年前までは、NHK教育テレビの「N響アワー」という番組で、NHK交響楽団の公演予定のお知らせのBGMになっていましたね。日本のクリスマスのお祭り騒ぎとは一味違った、おごそかで優しい曲です。

日本では、年ごとにクリスマス季節の到来が早まっているように思います。すでに東京の街角も、クリスマス色になってきました。スペイン(私の住んでいたセビーリャの街)では、クリスマスのライトアップは12月9日から1月6日まで。どちらも宗教的な理由がある祝日なので、毎年同じです。
12月8日は、「聖母被昇天」の祝日で、私の住んでいたセビーリャの街では、古風な衣装をつけた「トゥナ」と呼ばれる楽団のグループが数え切れないほどたくさん街へ出てきて、夜通し歌い踊ります。翌日の9日の夜からは、街中の通りでクリスマスのライトアップが始まります。クリスマス飾りの市も立ちます。
クリスマスの終わり1月6日は、「三賢人の祝日」で、1月5日の夜には行列が出て、キャンディを投げまくるお祭り(?)があります。翌日6日にスペインの子供たちはクリスマスの贈り物をもらいます。クリスマスのライトアップも6日が最後。クリスマス月間の終る1月7日は、バーゲンの季節の始まりです。ああ、懐かしくなってきた。

話がそれましたが、そんなクリスマスの雰囲気が伝わる温かい演奏ができるよう、練習を続けたいと思います。12月7日のプログラムは下記のとおり。忘年会の季節でお忙しい方も多いでしょうが、たくさんの方にお越しいただきたいと思います。

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by yuko_kodama | 2007-11-29 15:20 | ライブ、コンサートの話

ご来場ありがとうございました

昨夜は国分寺のクラスタでのライブでした。遠方にもかかわらず、たくさんのお客様にお越しいただいて感激でした。

楠くんとのジョイントライブは何度かやっていますが、丸山くんを入れたトリオは今回が初めて。ノリの良い、楽しい曲を選んで、お互いの呼吸をつかみながらリハーサルを重ねてきましたが、本当に楽しく本番を迎えることができました。ソロもそれぞれの個性と持ち味が十分に表現されたものになったと思います。デュオでは、3組3通りの組み合わせによる全く違ったテイストが、やっている自分たちでも感じられました。デュオは、組む相手によってどうとでも変わるものだなぁとあらためて感じます。誰かとデュオを組むときに、相手に良い波紋を投げかけられるようなギタリストでありたいと思いました。

クラスタのHP(http://www.classta.com/)には、マスターによるライブレポートが掲載されています。中でも嬉しかったのは、私たちのギターの「音色」が印象に残ったと書いてくださったこと。普段、何にも増して音色のことを考えて練習している私にとって、これ以上の誉め言葉はありません。これからもさらに磨きをかけて、多くの人に「ギターの音っていいですね」と言っていただけるように頑張ろうと思います。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回は、12月7日(金)、バック・イン・タウンにて、椎野みち子さん・村上尚代さん・佐藤真澄さんと女性4人によるライブを行います。こちらにもぜひお運びくださいませ。
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by yuko_kodama | 2007-11-24 00:13 | ライブ、コンサートの話

明日はクラスタ

明日は国分寺のライブハウス「クラスタ」でトリプルジョイントライブです。おなじみの楠幸樹くんと、同門で頑張っている同士の丸山耕太郎くんと3人での出演です。

というわけで、今日は前日リハ。トリオやデュオの練習を、かなり念入りに行いました。アンサンブルでは、やはりリハーサルが重要。回数やればやっただけ、呼吸も合うようになるし、相手が何をやりたいのか、何をやっているのかが見えてきます。この、「見えてくる」までの時間が、上手な人はもっと短いのだろうなー、なんて思ったりもしますが。

ところで、私も楠くんも、どちらかといえば「ボケ」キャラだと思っているのですが、丸山氏はそれに輪をかけて「ボケ」ているように思われます。つっこみ役不在の3人組。。。明日のライブでは、そんな「人柄」も出て、楽しくなるんじゃないかなと思っています。
ソロあり、デュオあり、トリオあり。ポップスあり、クリスマスソングあり、純クラシックも、もちろんあり。遠くにお住まいの方も多いとは思いますが、ぜひクラスタへお越しください。
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by yuko_kodama | 2007-11-21 23:10 | ライブ、コンサートの話

音色を考える

先日、富川勝智氏とデュオコンサートを行ってから、音色についてあれこれと考えています。富川氏のふくよかで遠達性のある音色に、すっかり感激したからです。

で、色々考えて気になったのが、下のレポートにある「かに足クン」譜面台を紹介する富川氏の写真。富川氏が自身のブログで振り返っているとおり、両手をはなした状態で足の上のギターが安定しています。これってちょっとスゴイ。かなりスゴイ。ギターを弾いている人なら分かるでしょうが、普通に考えると、どうやったら出来るのかさっぱり分からないくらい「ありえない」状態に思えます。もちろん、富川氏も練習や研究を重ねて、こうした素晴らしいフォームにたどり着いたはずで、一朝一夕に真似できるものではないはずです。

これだけギターが体の上で安定していれば、当然、演奏中に腕などで楽器にかける圧力は少なくなり、楽器の振動は最大限に生かされて空間へ伝わるでしょう。響きが豊かでまろやかなのは、楽器の振動を妨げないホールドの仕方にも関係があるに違いありません。
タッチの研究もですが、フォームももう一度点検して、さらに音色を追求していきたい。もちろん、富川氏本人からアドバイスいただいたとおり、良い演奏は録音も含めてたくさん聴いて、耳を肥やしていくことも忘れずに。

そういえば先日(だいぶ前になるけれど)、今年のチャイコフスキー国際コンクールバイオリン部門で優勝された神尾真由子さんの、密着ドキュメンタリー番組をテレビで見ました。その中で最も印象に残った彼女の言葉が、貸与されている名器ストラディバリウスについて聞かれたときの答え。
「どんな音がするのですか?」というスタッフの問いに対して、
「皆さん誤解されるんですけど、どんな楽器で演奏しても、結局は自分の音なんです」とキッパリ。

ああ、そのとおり。どんな名器を手に入れようとも、鳴らすのは他ならぬ自分自身で、良い楽器であればあるほど、自分の力量を素直に映すものだと思います。私は今、自分自身にとっては最高の楽器を手にしています。磨かなくてはいけないのは私自身。楽器に恥じない音色を手に入れるために、これからも頑張りたいと思います。
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by yuko_kodama | 2007-11-13 22:25 | ギター音楽の話

ご来場ありがとうございました!

11月3日(土)、田園調布富士見会館にて、富川勝智氏とのデュオコンサートが行われ、無事に終了いたしました。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

実は予想外にプログラムが長くなったようで、「お得な」コンサートになりました。前後半合わせて、実に2時間近く演奏してしまったようです。前半ではシャイトラーの「ソナタ」、後半はソルの「幻想曲 Op.54bis」が評判良かったようです。意外に、「きらきら星変奏曲」にも好反応がありました。ソレールの「ソナタ」も、コアなお客さまに好評価でした。

時間の都合上、ほとんどトークはなかったのですが、途中、富川氏は愛用の譜面台「かに足クン」について熱弁をふるっています。
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アンサンブルをやると、どうしても譜面が長くなります。ソルの「幻想曲」などは、切れ目がないので、パート譜にしても5ページ以上になります。この「かに足クン」は、普通の譜面台よりもアームの数が多いうえ、関節があって自由に曲がる。長い譜面も、落下の危険なく、らくらく置けちゃう優れものなのです。私も買おうっと。

演奏については、録音をきいてじっくりと反省中。
同じ楽器を使っているにも関わらず、結構音が違うので面白いです。面白がるだけでなく、富川氏の広がりのある音、まろやかかつ太い音がどんなタッチで生み出されているのか、私も研究してみたいと思います。力いっぱい弾いているようには見えない(実際、力は必要ないのでしょう)のに遠達性があるんですね。素晴らしいです。
フレージングや歌いまわしも、富川氏の音楽性が十分に表現されていて、その上で、時代もジャンルも異なる幅広いプログラムのそれぞれに完全にマッチしているところがスゴイ。私はその流れに乗せてもらうだけで、良い演奏になってしまったという感じです。こうした演奏は、生徒さんにもたくさん聴いてもらいたいですね。ぜひまた機会を設けて、ご一緒させていただければと思います。
富川さんのブログでも、リハーサル風景や打ち上げの模様など、楽しく紹介されています。ぜひご覧下さいね。→http://guitar.livedoor.biz/
最後になりましたが、会場で早くからお手伝いをしていただいた方々、本当にご協力ありがとうございました。

♪Program
・2つのソナタ(ソレール)
・<きらきら星>の主題による変奏曲(モーツァルト)
・カタリ・カタリ/オーバー・ザ・レインボー/小さい秋みつけた
・ソナタ ニ長調 (シャイトラ-)
・3つの小品 (パークニング編)
・バッキアーナ 第1番・第2番 (ノゲイラ)
・タンゴ、ミロンガ、終曲 (プホール)
・幻想曲 Op.54bis

今後は、
11月22日(木) 国分寺クラスタ 楠幸樹・丸山耕太郎・児玉祐子 ジョイントライブ
12月7日(金) 曙橋 バック・イン・タウン コスモスライブ
に出演予定です。ぜひご来場くださいませ。
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by yuko_kodama | 2007-11-05 10:19 | ライブ、コンサートの話