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暑さと怪我とライブ

毎日、暑いですね。

月曜日は、仕事を終えて帰宅したのが10時半をまわりました。それから、簡単な夕食を支度していたら、なんと左手中指の背を包丁で切ってしまいました。軽い切り傷で、もうほとんど傷も見えなくなってきましたが、一瞬「がーんっ!」となりました。包丁で怪我をしたのが初めてだったからです。

水曜日は、昼食にしようと電子レンジでコロッケをチンしたら、熱くなった中身が指にかかり、左手親指の腹をやけど。こちらは、ギターを弾くときにちょうどネックに当たる場所。慌てて氷で冷やして、なんとか軽症でとどめました。水ぶくれになってますが、演奏に支障はなさそうです。

暑さのために集中力が足りなくなってるのでしょうか?
そんな中、明日はバック・イン・タウンでのランチライブです。新曲を用意するつもりでしたが、間に合わないかも~。でも、今から最後の悪あがき。
だって、学生時代から、何よりも一夜漬けが得意だったんです!!
(自慢にはなりません)
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by yuko_kodama | 2006-08-24 16:36 | その他の話

テロと楽器

イギリスでのテロ未遂事件、もう報道されないですね。大事件だと思うのですが・・・。

それはさておき、昨日の新聞に興味深い記事を見つけました。
現在、英コベントガーデン歌劇場では、ロシア・バレエの名門「ボリショイ劇場」が公演中です。もちろんオーケストラも同行しての大規模な公演。大成功は間違いないでしょう。
問題は帰路。テロ未遂事件以来厳重な警備体制をしいている空港の、手荷物持込制限です。現在、イギリスの空港では、手荷物の持込がほとんど許可されないとのことで、もちろん団員が持つ高価な楽器類も例外ではないのです。
特にヴァイオリンなどは18世紀から伝わる品もあるそうで、これらは皆、劇場から団員に貸し出されています。移動中には、必ず手荷物として持ち歩くことが義務付けられています。
現在、ロシア側から英国に交渉中ですが、認められない場合は、鉄道でドーヴァー海峡を渡り、フランスから空路で帰国することも検討しているのだとか。大変です。

それにしても、最近は本当に楽器の機内持込が許されなくなりました。NYでの9.11テロ以前は、わりと気楽に持ち込めたものです。1人で、他に大きな手荷物がなければ、ほとんどノーチェックでした。それが、テロ以降は、必ずチェックイン時に大ゲンカ(?)をしてロビーまで持ち込み、さらに搭乗口で取り上げられないようにと祈ること毎回。
幸い、私は留学への出発、帰国、留学中の一時帰国も含め、一度も楽器を荷物庫にとられることなく、機内に持ち込むことが出来ましたが、これはもう「運がいい」という以外にないでしょうね。実際、下の荷物庫に預けたギターが大破した、という話はよく聞きます。ヴァイオリンほどではないにしても、ギターだって高価ですよね。手元に置いて運びたいのに、カウンターで「だったら1席分のチケットを買ってください」とか言われると、本当にカチンときます。

こうなると、破格の待遇で招待される大物音楽家や、2席分のチケットを買うことなんてなんともない大金持ちの演奏家以外は、海外での演奏活動を控えてしまうのでは?と思います。結果的には、コンサートのチケット代も高くなるだろうし、そうするとホールからも足が遠のいてしまうなぁ。

風が吹けば桶屋がもうかる。
テロが起きれば、音楽文化がすたれる。

あ、でもピアニストは関係ないのかな?
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by yuko_kodama | 2006-08-17 19:37 | メディア(番組・記事)紹介

池田慎司 マスタークラス

8月2日(水)、東京下赤塚の「カフェ・ラルゴ」にて、ギタリスト池田慎司さんによるマスタークラスが行われました。

池田慎司さんは、北九州を拠点に活発な演奏活動をされている若手大物ギタリストです。もちろん後進の指導にも熱心で、今回は東京ツアーの一環としてマスタークラスが行われることになり、私も受講してきました。

池田さんの演奏は、キレの良いリズムと、歌心溢れる甘いメロディーが同居する、ノリの良い自由な音楽です。その「自由な」演奏が、「ただ勝手気ままに弾く」のではなく、裏には非常に理論的で繊細な音楽への理解があり、また、そのための勉強があるのだということを知ることが出来た、とてもためになるクラスだったと思います。

私は「アラビア風奇想曲」(F.ターレガ)で受講しました。この曲は、もう1年くらい取り組んでいて、何人かのプロにもレッスンを受けた曲ですが、どうしても弾けない場所を克服できないでいます。それと同時に、この曲の美しいメロディを、歌いきれずにいる気がしていました。
レッスンでは、技術的に難しい部分の練習の仕方をはじめ、長いフレーズをどうやって区切って考えていくかというアプローチの方法も、和声の理論と併せて分かりやすく説明していただきました。また、歌いまわしという部分でも、ritの効果的な使い方など、とても勉強になるものでした。中でも、主題となるメロディーの2拍目にあたる音のアクセントの理解の仕方は、とても勉強になりました。この音の伸ばし方について、ヴァイオリンのボーイングを喩えとして用いていたのは、非常に分かりやすかったです。

ギターの世界にいると、目がギターにしか向かない人も多く見かけます。池田さんのレッスンでは、この「ヴァイオリンのボーイング」に限らず、パーカッションであったり、ピアノであったり、他の楽器の喩えや理論が頻繁に出てきて、彼の音楽の幅の広さも感じることができました。また、音を「強い・弱い」「長い・短い」といった言葉だけでなく、「厚い」とか「濃い」「薄い」という表現がよく使われていたのも新鮮でした。

この日の夜に行われたコンサートのアンコールで、「アラビア風奇想曲」の実演を聴けたのは、とてもラッキーでした。池田さん、本当にありがとうございました!

池田さんは、8月1日の青葉台のコンサートを皮切りに、昨日2日は「カフェ・ラルゴ」にて、今日3日は国分寺クラスタにて演奏をされます。
私は、大ファンとしてこの3日間のコンサートを追っかけています。演奏のレポートはまた別途掲載したいと思います。
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by yuko_kodama | 2006-08-03 09:24 | ギター音楽の話