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ジルベスターコンサート

今年最後の更新です。
皆さま、今年1年たいへんお世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、今夜は大晦日。私は午後11時半からの「カウントダウン・コンサート」を楽しみにしています。
東京圏以外にお住まいの方には、あまり関係のない話題かもしれませんが、毎年12月31日には、渋谷の東急文化村オーチャードホールで「東急ジルベスター カウントダウン・コンサート」が催されます。これは、テレビ東京で生中継されるので、私はこれを見る予定です。

カウントダウン・コンサートとは、午後11時半から新年にかけて行われるクラシックのコンサートですが、中でも新年を迎える12時ちょうどに合わせてぴったり演奏を終わらせる「カウントダウン」がメインイベント。テレビでは、オケや指揮者の映像と重なるように時計が表示され、12時が近くなるとカウントダウンも同時に画面に表示。今年は、小林研一郎の指揮でベートーヴェンの第九が「カウントダウン」の演目に選ばれています。

数年前、このコンサートをホールで聴きました。テレビ中継されることが前提のコンサートなので、CM中は司会者と指揮者によるトークを楽しめたり、CMが終わるときには拍手を要求されたりと、テレビ的なノリも楽しめるお祭りイベント。終わるのは新年1時くらいで、確かそのあと明治神宮で初詣をしてから帰ったように思います。また行きたいなぁ。

「第九」は、さきほどNHK教育でもアシュケナージの指揮での演奏を聴きました。スタジオで解説していたのが、なんと小林研一郎氏。面白い偶然でした。

おっと、放送が始まりました。
では皆さん、良いお年を!
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by yuko_kodama | 2005-12-31 23:34 | メディア(番組・記事)紹介

1月に向けてリハーサル

今日は、来年1月に予定している富川氏とのデュオ・ライブのリハーサル。

私は先日ようやく大倉山でのコンサートを終えたばかりで、こちらのデュオに関しては明らかに練習不足。でも、練習ポイントを探る意味でも、無理やり合わせなくてはいけません。私の欠点は、初見がきかないこと、そして1度弾いた曲でもすぐに思い出せないこと・・・。「合わせもの」をやるにはかなりツライ欠点。それでも、何とか演奏予定曲目すべてを通して合わせ、演奏曲順もほぼ決まりました。練習のポイントも見えてきたし、来月までにはバッチリ決まるでしょう!

今回のプログラムは、名曲ぞろい(というか、私の好きな曲ばかり!)なので、練習していても楽しいです。中でも、ジョン・ウィリアムス編のブラームス「主題と変奏」は、非常に難しいけれど、素晴らしい曲です。原曲も素晴らしければ、ジョンのアレンジも素晴らしい。ギターの響きと機能を無駄なく生かしていて、かっこいいことこの上ありません。

本番は、来年1月26日(木)、曙橋「バック・イン・タウン」にて。
皆さま、ぜひお越しください。
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by yuko_kodama | 2005-12-28 00:11 | ギター音楽の話

女流ギタリストの夕べ in 大倉山記念館

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12月23日(金)、大倉山記念館にて「女流ギタリストの夕べ」と題したコンサートが催されました。(アランフェスギターサークル主催)

私を含む4人の女性ギタリストによる演奏を、大倉山のレトロなホールで楽しんでいただくクリスマス企画。トップバッターでの演奏を務めた私は大緊張!今回は、「コンサート」を意識して、「ライブ」の時のようなトークは控え、無言で挨拶の礼。(しゃべらずに弾くのって、久しぶりかも。)と思った瞬間、緊張してしまいました。最初の「聖母の御子」は、せっかくクリスマス用に準備しましたが、緊張のため納得のいく演奏は出来ませんでした。また毎回挑戦している「アルハンブラの想い出」も、やはり舞台ではうまくいかないなーという感じ。悔しいからまた挑戦します。その後は、後半に進むにつれ緊張もほぐれ、「アラビア風奇想曲」「クリスマスの歌」「ワルツ第3番」と最後は気持ちをこめて演奏することができました。

佐藤真澄さん、美しい音色で演奏された「コユンババ」が素晴らしかったです。
村上尚代さん、衣装や選曲まで行き届いた「クリスマス」。聴衆を楽しませることを考える、素敵なステージでした。
椎野みち子さん、小さな手と体で、迫力溢れる「リブラ・ソナチネ」。あとで手の大きさ比べをして「あり得ない!!」と思いました。またご一緒しましょう。

寒い中を、多くの方が足を運んでくださいました。本当にありがとうございました。
最後にアランフェスギターサークルの皆さまに、感謝を申し上げます。


♪女流ギタリストの夕べ
12月23日(金・祝) 大倉山記念館ホール
<program>
・児玉祐子
聖母の御子 (カタルーニャ民謡~リョベート)
マルボローの主題による序奏と変奏 (F.ソル)
アルハンブラの想い出/アラビア風奇想曲 (F.ターレガ)
クリスマスの歌/ワルツ第3番 (A.バリオス)
・佐藤真澄
エチュードOp.6 No.8 (F.ソル)
タンゴ・アン・スカイ (R.ディアンス)
コユンババ (ドメニコーニ) 
・村上尚代
ユリディウスのワルツ (V.モライス)
哀愁のショーロ (バリオス)
夢 (ターレガ)
エレジー (メルツ)
ファンタジー (ダウランド)
アベマリア (バッハ=グノー)
星に願いを (ハーライン)
・椎野みち子
エチュード11番/プレリュード第4番 (ヴィラ=ロボス)
バーデンジャズ組曲 (イルマル)
ソナタ3番1~2楽章 (ポンセ)
リブラソナチネ2~3楽章 (R.ディアンス)
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by yuko_kodama | 2005-12-25 23:29 | ライブ、コンサートの話

ミニコンサート

今日は、蒲田教室で年内最後のレッスン。

一部の受講生から「人前で弾くのに慣れたい」という希望が出たこともあり、今日はクリスマス・ミニコンサートと題して、クラス内でお互いの発表を聴きあい、合奏を楽しむという計画を立てていました。蒲田は、それぞれのクラスが2~4人のグループレッスンという形態なので、こういう授業が可能なのです。

講師の私を含めても聴衆はほんのわずかですが、椅子を前に出して舞台を用意し、客席を並べると、やはり緊張するものです。それでも、こうした目標があることにより、練習のモチベーションが抜群に高まっているので、受講生の上達ぶりにも目をみはるものがあります。実は、9月の発表会以来、欠席者がほとんどいないというのも、こうした効果の表れではないかと思っています。今日は、受講者全員が何らかの曲を演奏し、3パート合奏で「きよしこの夜」を楽しみました。

年末年始は忙しいという方も、仕事が休みなので時間が取れるという方も、両方いらっしゃると思いますが、それぞれに有意義な休暇を過ごして、年明けからまた一緒に勉強していきましょう。来年の目標や演奏したい曲を考えておいてくださいね!
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by yuko_kodama | 2005-12-18 23:14 | ギター教室の話

「回顧 2005」

12月12日(月)、朝日新聞夕刊の文化欄。
「回顧2005」なるシリーズ記事が始まりました。音楽、演劇など様々なジャンルを、1年をとおして振り返るようです。初日の月曜日はクラシック音楽をテーマに、2005年を総括してありました。

記事はまず、以前このブログでも取り上げた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」について触れています。フランスの古都ナントで行われている音楽祭を日本に「輸入」したものですが、1時間弱のコンサートを1500円~3000円という低価格で、連休を利用して朝から晩まであらゆる時間帯に用意した、異色の音楽祭。一連のコンサートでは、子供連れを解禁したこともあり、普段はコンサートから遠ざかっている人たちを聴衆として取り込むことに成功したようです。一流の演奏家ばかりが出演しており、かつ、破格の入場料で聴けるということもあり、私はチケットの大半は、こうした機会を狙っている従来のクラシックファン層が買い占めたと思っていました。ところが主催者によれば、それまでクラシックコンサートに行ったことのない人の割合が5割を超えたというのです。正直言って、驚きました。クラシック音楽も、提案や企画次第で、まだまだ新しいファンを獲得できるようです。これは、私が演奏活動をするうえでも参考になりそうです。

そのほかには、プロ・オーケストラを取り巻く状況の変化について、佐渡裕率いる「兵庫県立芸術文化センター」オープンの話題、有期雇用制と楽団員の評価制度を導入した都響の話題が紹介され、さらに、公演内容についてはワーグナーに関する話題が多かったとの総括でした。

私もそろそろ今年1年を振り返って、感動したコンサート、出演したコンサート、勉強したこと、足りなかったこと・・・・色々まとめてみたいです。読者の皆さんは、この1年、どんな音楽ライフを送りましたか?
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by yuko_kodama | 2005-12-14 00:15 | メディア(番組・記事)紹介

「村治さんの試練」 from 朝日新聞

「村治さんの試練」という見出しの小さな囲み記事が、7日朝日新聞夕刊の文化欄の片隅に掲載されました。以下に一部を引用します。

ギタリストの村治佳織さんが右手の急性疾患に襲われたのは10月のスペイン公演から帰国した直後だった。演奏会当日の朝、歯ブラシを握ろうとして右手が全く動かないことに気付いたという。
その後、腕の神経まひと診断され、年内のすべての演奏活動を休止することになった。
15歳で天才少女としてデビューし、いまやスペイン、イタリア、中国など世界で活躍。巨匠ロドリーゴの薫陶も受けた。この秋、日本先行リリースしたCDが世界発売されるなど、時代を開きながら駆け抜けた12年間だった。あまりのスピードの速さに右手が悲鳴をあげたのかもしれない。
・・・・後略。

村治さんの腕の故障については、少し前に聞き知っていました。売れっ子のコンサートギタリストですから、その影響ははかりしれません。今回の記事も、朝日新聞の主催する12月のコンサートシリーズがキャンセルになったのを受けたものと思われます。

朝起きたら、右手が動かない。こんな恐ろしいことはないでしょう。「また同じように弾けるようになるだろうか、いや、今よりもっと上を目指したいのに大丈夫だろうか」・・・・彼女の胸のうちを想像すると、本当につらくなります。

記事によれば、現在は日常生活に支障がない程度まで回復し、安静加療に努めているとのこと。演奏活動は、来年1月には再開する予定といいます。

病状の詳細は知る由もないけれど、記者の想像するとおり「右手が悲鳴をあげた」のであれば、復帰を急がず、しっかりと疲れを取り除き、ゆっくり回復を待ってから演奏活動を再開して頂きたいと思います。同じくギターを弾く者として、その完治を心から願わずにはいられません。
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by yuko_kodama | 2005-12-07 22:28 | メディア(番組・記事)紹介

ギターを持たずに練習

たまにレッスン中に、「では、ちょっとギターを横に置いてみましょう」と言うことがあります。ギターを練習する場合(ギターに限らず楽器演奏といえるでしょうが)、楽器がなくても出来ることも結構あります。

例えば、リズムの練習。
うまく拍子に合わせて弾けない場合は、楽器を持たずにメトロノームに合わせて歌うなどの方法が有効です。頭で理解していないままに楽器を持っても、混乱するだけ。まずはしっかりと音符の長さや休符を頭に入れて、淀みなく歌えるようになったら楽器を持ちましょう。スムーズに弾けるはずです。問題は、これが出来るまで楽器を持たずにいられるかということ。皆さん、ギターが大好きで勉強されているので、ついつい出来なくても何でも弾きたくなっちゃいます。その場合は、すでに弾ける曲を弾くとか、リズムの易しいほかの曲を勉強するなどして、ストレスを解消しては?とにかく弾いていればいつかは上達する、というのも間違いではありませんが、近道ではないのです。

例えば、指の独立を高める運動。
仕事が忙しくて楽器を持つ時間がとれない、という人もいますよね。時間のある人でも、電車に乗っている時、病院でも待ち時間など、ぼーっとしている時間を有効に使えるなら練習したい、と思う熱心な人もいるかもしれない。そんなときは、指の独立を高めるための運動はどうでしょう?(座っている場合)膝の上に手を乗せて手のひらを少し浮かせ、ギターを弾くときのように指を少し丸めます。このように5本の指が膝についた状態で、薬指だけを上げる。できますか?小指がつられて動いたりしませんか?続けていれば、薬指だけが独立して動くようになります。ただしやりすぎないこと。手をいためないように気をつけてくださいね。指を動かすときの筋肉の使い方に注意して、どこに力を入れれば指が動くかを考えると、最小の力で指を動かせます。演奏時の脱力にもつながります。薬指だけでなく、色々な動き方を工夫して、各指を鍛えることができます。

ほかにも、強弱などの表現方法をイメージして考えたり(楽曲分析)、暗譜したり、たくさんありますね。「ギターの練習=楽器を構える」と思わず、楽器なしの時間も大切にしたいと、自戒をこめて思います。
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by yuko_kodama | 2005-12-07 13:58 | ギター教室の話

アレン・ガラジック ギターリサイタル

2005年12月3日、溝の口高津市民館ノクティホールにて、アレン・ガラジックのギターリサイタルが行われました。私は、ギターアンサンブル“カンパニージャ”のメンバーとして賛助出演。出演者として慌しい中ではありましたが、その素晴らしい演奏を満喫しました。

ガラジックは、先日の東京国際ギターコンクールに出場し、惜しくも本選出場を逃していました。私は彼の予選での演奏は聴いていませんが、今日のリサイタルではのびのびとした表情豊かな演奏を披露してくれました。
持ち味は、高度なテクニックに裏打ちされた歌心溢れる音楽表現。また、丁寧な楽曲分析も演奏によく表れていました。リサイタルでは、コンクールの本選課題曲であった、野呂武男作曲の「コンポジション Ⅱ」も演奏されましたが、特にこの曲で構成のうまさが光ったと思います。素晴らしいリズム感と持ち前の歌心で魅了したプジョール「スペイン風3つの小品」や、難しいパッセージを難なく弾いたテデスコ「ソナタ ボッケリーニ讃」なども素晴らしかったです。コンクールでの予選敗退は、かえすがえすも惜しい!
難があるとすれば、楽器かもしれません。低音と高音のバランスが悪く、低いラインが客席に届きにくいのです。また聴衆を惹きつける美しいピアニシモを持っているのに、楽器のせいで音色がクリアに鳴らないのが本当にもったいないと感じました。

素晴らしい才能が、コンクールでは力を発揮できないこともあります。今回は、リサイタルという形でガラジックの演奏を堪能することができて、大変満足した一夜でした。
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by yuko_kodama | 2005-12-03 21:49 | ライブ、コンサートの話