カテゴリ:ギター教室の話( 48 )

緊張を克服する

先週土曜日は、手塚健旨先生の教室発表会でした。残念ながら第一部しか聴くことが出来ませんでしたが、やはり手塚教室の皆さんは音色が美しく、聴いていて心地良かったです。自分も早くまた舞台で演奏したい、という気持ちになりました。

しかし、舞台で弾くというのは、やはり緊張するものです。体のちょっとした震えなどが指先のコントロールを乱し、ミスに焦ると余計に緊張が増す悪循環。私もたくさん経験しました。
これをどのように克服するか、人それぞれに方法はあると思いますが、今回は私が実践したやり方を紹介したいと思います。これは、スペインでコンクールを受けた時に、当時指導を仰いでいたマリア・エステル・グスマン先生が教えてくれた方法です。

それは、イメージトレーニング。
必ず就寝前にベッド(布団)に横になって行います。
まず、横になってリラックスした状態で、本番の舞台をイメージします。知っている会場であれば、できるだけ正確に詳細を思い浮かべます。初めての会場ならば、かなり大きいホールをイメージしておくと良いです。本番がイメージしたよりも小さい会場である方が緊張しません。
場面は、自分の出番の前の人が舞台で弾いているところ。自分は舞台袖で出番待ちです。ここまでイメージしてくると、少なからず緊張してきたはず。緊張を覚えたら、イメージ作業は続けながら、できるだけ体がリラックスするよう努めます。
前の人が演奏を終えました。拍手が起こり、袖に下がってきます。さあ、自分の出番です。舞台中央まで進み、盛大な拍手を聞きながらおじぎをして席につきます。足台に足を乗せ、調弦します。さらに緊張してきます。呼吸を意識しながらリラックス。
演奏開始。自分が演奏する予定の曲をきちんと最初から最後まで、イメージの中で弾きましょう。練習中からミスの出やすい箇所は、ミスもイメージします。ミスした時に動揺しないよう努めます。
最後まで弾いたら、再び盛大な拍手を聞いておじぎ、舞台袖に下がるところまできちんとイメージしましょう。これで終わりです。
終始、体の緊張を感じながら、それを意識してリラックスに持っていくことが重要です。これを、できれば毎晩行います。成功すれば、本番でも同じように緊張をリラックスに持っていくことができるでしょう。私にはものすごく効果がありましたよ。

この方法をどなたかに紹介した時、「曲を覚えてないからベッドの中では無理」と言われました。ああ、確かに…。発表会の曲は、ぜひ暗譜してください…。












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by yuko_kodama | 2015-01-27 21:27 | ギター教室の話

リハビリ…

今日は新年明けて2回目のレッスン@横浜教室。前回より爪のコンディションも良く、生徒さん方と一緒に気持ち良く音を出してきました。

産休の間もしっかり練習するつもりが、気付けば半年近いブランク…。馴染みの曲を弾こうと思っても思うようにセーハの音が出なかったり、暗譜していたはずの曲の一部をど忘れしていたり。 現実は厳しいですが、基礎練習からコツコツと、また積み上げていきたいと思います。

横浜教室の生徒さんは圧倒的にシニア男性が多く、60代、70代になっても皆さん熱心に練習され、確実に上達されています。そう、私もまだまだ上手になれる!そんな勇気をもらえる月曜日です。












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by yuko_kodama | 2015-01-19 20:17 | ギター教室の話

レッスン始め

今日は今年のレッスン始めでした。
3ヶ月ちょっとの産休からの復帰初日でもあります。

久しぶりにお会いする生徒さんがた、皆さんきちんと3ヶ月分、いやそれ以上かな?前進されていて、とても頼もしく感じました。尾野先生のおかげです。

私はといえば、家事育児のために手入れ不行き届きの右手の爪、すべて割れていてロクな音が出ないという情けないレッスン始め。次週は成人の日のためにお休みなので、2週間後にはしっかりと爪を整え、美しい音色を取り戻したいと思います。

横浜教室の皆さん、今年も一緒に頑張りましょう!








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by yuko_kodama | 2015-01-05 20:29 | ギター教室の話

お久しぶりです

すっかり更新をサボっておりました…
猛暑が一段落し(といっても暑いけれど)、少しほっとしたこの2、3日ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

私はこの頃、講座の生徒さん二人がトレモロの曲に取り組んでいることもあり、トレモロの練習をしています。これまでも「アルハンブラの思い出」はもちろんのこと、「暁の鐘」(R.S.デ・ラ・マーサ)、「最後のトレモロ」(バリオス)など、トレモロの曲を練習した時期がありましたが、結局どの曲もコンサートの舞台にのせるには至っていません。今回は、何か1曲くらいは舞台で弾けるレパートリーとしてトレモロの曲をモノにしたい!というつもりで練習しています。

といっても、具体的にこの曲と決めて練習しているわけではありません。やっているのは、いわばトレモロ基礎練習です。
普段から行っている音階練習の指使いをamiにしてみたり、その他にも指の動きを小さくするような右腕全体のフォームやバランスを見直したり、p指の音色を研究したり。やってみると、トレモロを向上させるために出来ること、たくさんありますね。
本当はこうしたことこそレッスンの中でお伝えしたいのですが、実際に曲を見ながら30分で出来ることには限りがあります。難しいところです。

次回もトレモロについてのお話を書きますね。













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by yuko_kodama | 2014-07-30 13:37 | ギター教室の話

今日のチームG

24日(土)に行われたアンサンブル・フェスティバルには、多数のご来場を頂きましてありがとうございました。私も、大変楽しく演奏させて頂きました。参加団体それぞれに個性あふれる演奏でした。来年は、イタリアの合奏団をゲストに招く予定です。今から楽しみです。

さて、そんなアンサンブル・フェスティバル出演を目標に(私が勝手に設定)、今日も我らがチームGは頑張っております。
前回までは、ビートルズの名曲「イエスタディ」を練習、きちんと目標をクリアし、私の予想を上回る演奏で応えてくれているチームG。今回は新曲「追憶」を初めて練習しました。
この「追憶」、1973年公開の同名映画の主題歌として大ヒットした曲のようです。その題名のとおり、甘く切ないメロディが青春時代を思い起こさせるようなナンバーです。

この曲、長く伸ばす音と速く動く音の対比がとても美しいメロディラインをなしているのですが、リズムを取るのが苦手な方にとっては、この伸ばす音のカウントを正確にとるのが難しい様子。また、裏拍からメロディが始まるなど、ポップスらしい曲調も難しさに拍車をかけて、1stパートがかなり苦戦しております。今回は私も1stを演奏し、なんとか曲の感じを掴んでもらう作戦。1時間以上の練習の末、最初はオチまくって1割程度しか音のなかったメロディライン、最後には7割くらいは弾いていたかな?今後は個人レッスンの時間も使って仕上げていけたらと思います。
次回の目標は、私が入らずにメンバーのみで通して演奏できること、でしょうか。

アンサンブルには、ソロとは違った難しさがあり、また、それがアンサンブルの楽しみでもあります。
普段は難しいソロ曲に挑戦していて、なかなか強弱緩急といった感情表現にまで至らない方が、技術的に余裕のあるアンサンブルでは表情豊かに演奏して盛り上げてくださる。ソロ曲ではあまり音量のない方も、皆さんと合わせようと自然に大きな音を出せるようになっています。
もちろん、リズムに自信のない方には大変な勉強になっていることでしょう。

これからもチームGは、楽しみながら上達していく予定です。応援、よろしくお願いします‼︎
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by yuko_kodama | 2014-05-26 19:32 | ギター教室の話

初合わせ

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今日はチームGでの初練習。
曲目はビートルズの「イエスタディ」です。

皆さん口々に、「お互いに合わせるのは難しい」「人の弾くのを聞いていられない」など、前回アンサンブルでの体験を語られるので、初回の今日は、とりあえず最後まで通せればokかな?なんて考えていたのですが、フタを開けてみればなんと!1回目から止まらずに最後まで通せるじゃないですか‼︎素晴らしい‼︎

もちろん今回は、私も一緒に演奏したり
、バラバラになりそうな場面では助け舟も出しました。そんな中で、メンバーそれぞれがお互いの音をなんとなく聞き合いながら、それぞれのパートの関わり合いにおいて曲の雰囲気を掴めた感じが、私にも伝わりました。今日は大成功だったと思います。

次回のアンサンブルレッスンは4月21日。それまでに、それぞれの課題を個人で練習し、また楽しく合わせたいと思います。目標は、自分たちのカウントでイントロを合わせること、私ぬきで最後まで通すこと、にしようと思います。

頑張れチームG‼︎
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by yuko_kodama | 2014-03-24 22:01 | ギター教室の話

チームG頑張ってます!

今日は横浜にてレッスン。
先日ご紹介しましたアンサンブル・チームGの皆さん、頑張ってます!

今回は「イエスタデー」「追憶」「黒猫のタンゴ」の3曲を選曲しました。個人レッスンでそれぞれのパートを練習してきましたが、いよいよ今月24日に初合わせを行います。まずは「イエスタデー」1曲ですが、お互いの音を聴いて合わせる、間違ったときに止まらない、などなど課題は満載。さて、どうなりますやら。

レッスンでは、自分のパートを間違えないことはもちろんですが、間違った時にどのパートのどの音を聴いていたら途中から入れるか、なども意識的に練習するようにしています。頭の中でカウントしてしまう方には、多少のリズム間違いがあっても構わないので、カウントせずに相手の音を聴いて勘で弾いてください!なんていうアドバイスも。

皆さん、難しくはありながらも、合わせるのが楽しみなご様子。私のレッスンが皆さんのお力になりますように。
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by yuko_kodama | 2014-03-10 19:42 | ギター教室の話

チームG始動!

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担当する読売カルチャー横浜校のレッスンでは、アンサンブル・チームGが始動します。
もともとは、前任の吉川久美子先生が発表会のために組んだアンサンブルで、流行りのアイドルグループにちなんで、「オヤジ」のジイから名付けたとのこと。さすが吉川先生、楽しいです。

メンバーは3人で、1人1パートの三重奏になります。普段は個人レッスンでソロ曲に取り組む皆さん、メンバーの音を聞いて合わせる、リズムを正確にとる、など、アンサンブルにはアンサンブルならではの難しさがあり、おおいに勉強になることと思います。一方で、ソロでは弾けないような曲にも挑戦できたり、メンバー同士交流が深まったりと、とても楽しい一面もありますね。今後は、発表会のあるなしに関わらず、常設トリオとして鍛えていきますよ〜。皆さん、チームGをよろしくお願いします!
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by yuko_kodama | 2014-01-13 17:58 | ギター教室の話

「できない」と言わない!

私の教室は「趣味の」「はじめての」ギターという看板を出していることもあり、圧倒的に初心者の割合が高いです。たとえ楽器経験がなくても、楽譜の読み方からスタートしたとしても、年齢がいってからであっても、毎週のレッスンを楽しみにやって来て下さる方たちの中に、上達していない人はいません。

ところで、レッスンをしていて、「先生、そんなことできません。」という言葉を聞くことがあります。当然、勉強が進んでくれば、簡単に出来ることばかりではなくなります。そんなとき、私は、留学中の師匠の言葉を思い出します。

私がレッスンを受けていたマリア・エステル・グスマンは、教師としても素晴らしい人でしたが、それよりも前に、世界でも一流のコンサートギタリストでした。幼いときから舞台に立ち、セゴビアやロドリーゴといった巨匠たちからも賛辞を寄せられたほどの彼女は、技術的にも音楽的にも抜きん出た才能をもっていて、私から見れば、その演奏は雲の上のもののようでした。当然レッスンでの要求もレベルの高いものでしたが、当初私は、「そんなこと言われても、私くらいの生徒には出来なくても当たり前!」なんて思っていたこともありました。そのような気持ちが表に出て、ある時つい、苦笑いをしながら「出来ません~!(No puedo!)」と言ってしまったのです。
レッスンはいつもなごやかでしたが、それを聞いた彼女の表情は厳しいものに変わりました。「出来ない、という言葉は、絶対に言ってはいけない」。真剣な言葉でした。「出来ない」と言った瞬間、人間は努力をあきらめてしまうのだ、と。それは、自分の可能性を閉ざしてしまうことに他ならないのだ、と彼女は言葉を尽くして説明してくれました。

勉強していれば、難しいこともたくさんあるでしょう。不可能と思えることもあるかもしれません。でも、「出来ない」と思ったら最後、進歩はありません。そして、教師からみれば、生徒の言う「出来ない」は、ほとんどの場合、思い込みでしかないのです。(教える立場となった今、そのことがはっきりと実感できるようになりました。)

レッスンを受けていて、「先生できません!」と言ってしまったことはありませんか?それは、とてももったいないことです。「とても難しいけれど、やってみる」という言葉に変えた瞬間、きっと不可能が可能になるはずです。私自身も、この言葉を支えにして、日々頑張りたいと思っています。
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by yuko_kodama | 2007-01-24 00:22 | ギター教室の話

年内のレッスンが終了

今年のレッスンがすべて終了しました。あまりに早い仕事納めだと笑われそうですが・・・。

昨年から継続してレッスンに通ってくださる方々、今年から仲間に加わってくださった方々、皆さん1年間お疲れさま&ありがとうございました。また、それぞれのご事情により教室
それぞれに収穫があり、発見があり、進歩があり、上達のあった1年間だったと思います。、もちろん私も、皆さんにレッスンすることによってたくさんのことに気付き、それを自分に還元したり、勉強の必要性を感じたりと、自分を高めることができたと思っています。

来年は、教室発表会などの新しい企画も立ち上げていきたいと思っています。ギターを、音楽を、これからもずっと楽しんでいただくためのお手伝いができるよう、今後とも頑張りたいと思っています。ギター教室の皆さん、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます♪
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by yuko_kodama | 2006-12-19 20:20 | ギター教室の話