カテゴリ:ライブ、コンサートの話( 109 )

バレンタイン・ミニコンサート

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【バレンタイン・ミニコンサート】
1月26日(金)カフェ「Loop」
13:30〜14:30(13:00開場)
お茶・お菓子つき ¥1,500

10月に続き第2回となるカフェでのミニコンサートを行います。今回は間近にせまるバレンタインデーにちなみ、「愛」にまつわる曲を集めました。というより、手持ちのレパートリーをいかに「愛」にこじつけるかというところを頑張りました!今回はクラシック曲が中心のプログラムですが、こじつけ解説により、普段クラシックギターを聴かない方にも楽しんで頂けると思います。お席が少なくなっておりますので、ご希望の方はお早めにご予約くださいませ。

予約はメールにて、
件名に「ギターコンサート」
本文に「お名前、人数、お茶の時間(開演前または終演後から選べます)」を明記してください。折り返し確認メールをお送り致します。
宛先は ykdmykdm@gmail.comまで。
(ブログコメント欄では受け付けておりませんのでご注意ください。)

皆さまのお越しをお待ちしております。





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by yuko_kodama | 2018-01-10 14:48 | ライブ、コンサートの話

発表会&新春コンサート

1月7日(日)、新年早々に手塚先生のお教室の発表会でした。
先生はスペインでの良い思い出がおありなので、クリスマスが大好き。お正月も大好き。だから発表会が12月1月に企画されることは多いです。今回もおめでたい新年に大きなコンサートが成功したことを大変喜んでおられました。
でも、ここだけの話、主婦としては1年で一番忙しい年末年始のコンサートは、あまり歓迎できないのが本音。今回、女性の楽屋トークはこのネタで持ちきりでした。(ブログをお読みの方は、手塚先生に告げ口しないでくださいね。)

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それはともかく、第76回目となる発表会は、可愛いらしいお子さんの演奏から始まり、最後にはリョベートの「ソルの主題による変奏曲」(佐々木巌さん演奏)、バッハの「シャコンヌ」(佐々木みことさん演奏)などの超難曲の名演奏まで3時間弱の晴れ舞台。どの方も良い演奏をされていました。手塚先生の信念ともいえる「良い楽器、良い音」、皆さん体現されていましたね。

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一部と二部の間には、スペインからのスペシャルゲストであるエンリケ・ムニョス氏がミニコンサート。最後のトレモロなど、熱演を聴かせてくださいました。

私はソロで「盗賊の唄」(カタルーニャ民謡〜エドゥアルド・S・デ・ラ・マーサ編)、「ドロール」(ドノステア〜レヒーノ・S・デ・ラ・マーサ編)の2曲、杉本みどりさんとのデュオで「対話風小二重奏曲第4番 ラルゴとロンド」、さらに手塚先生を加えたトリオで「光のない練習曲」(セゴビア〜手塚編)を演奏しました。
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手塚先生との演奏の写真、良い記念になりました!


発表会終了後は同じ会場でチェロとピアノのコンサート!
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大ホールの舞台で、ビバルディの協奏曲をチェロのスミス氏と共演しました。チェロは音量があり、ギター合奏での伴奏はほとんど聞こえなかったという感想が多かったです。
単純な音量だけの問題ではなく、音質の問題もありますね。ギターの音はとても澄んでいるので、ひずんだ音に混ざると溶けて聞こえなくなってしまうのです。物理の話は難しくて私も説明が苦手なのですが、エレキギターがエフェクターを使ってわざわざ音をひずませるのも、聞こえやすくするためなのですよね。チェロは擦弦楽器なので、音質の点からも一緒に弾いたらギターは聞こえにくいと思われます。でも聞こえないからといって、なくても良い訳ではありません。人間の耳に聞き分けられにくいというだけで、音としては存在しているので、なくしてしまってはからっぽな演奏になってしまうはず。聞こえないけれど存在している、そんな今回のギター合奏による伴奏だったのではないかと思います。

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チェロとピアノの演奏。
ピアノは迫力あるタッチでした。チェロと響き合うためにはこんなタッチになるんだなーと感心。普段、高木洋子さんなどギターと合わせているピアニストさんを聴き慣れていたので新鮮でした。

プログラムの中では、トゥリーナの「聖木曜日の真夜中に」という曲が一番気に入りました。
聖木曜日といってピンとくる方は少ないと思います。スペインでは3月終わりから4月にかけて「聖週間(セマナ・サンタ)」という宗教的なお祭りが行われます。トゥリーナはセビリア出身の作曲家ですが、セビリアのセマナ・サンタはスペイン全土でも注目を集める規模の大きなもので、中でも木曜日の真夜中は一番お祭りが盛り上がるクライマックスなのです。
木曜日は、キリストが自ら磔にされる十字架を背負って歩いていく日です。夜が更けた頃、この十字架を背負うキリスト像と、トゥリアーナとマカレナという2つの歴史ある地区の涙を流す聖母マリア像の行列が、それぞれの教会や礼拝堂から出発して街を練り歩きます。通りはその姿を一目見ようとする街の人や観光客で溢れかえっていますが、宗教的な行事なのでお祭り騒ぎというよりは、厳粛な雰囲気です。トゥリーナの曲はその雰囲気を見事に描写しています。オリジナルはピアノソロですが、この日はチェリストのガスパル・カサド氏がチェロとピアノに編曲した版が演奏されました。
行列の出発を告げるコルネットのファンファーレを模した箇所がチェロで演奏されるのですが、「この部分が難しいんだ」と言って、休憩中に何度も確認していたスミス氏。本番、うまく決まっていましたね!すっかりセビリアでの思い出に浸りきって聴き惚れました。

手塚先生は、今後も発表会後のゲストコンサートには、ギタリスト以外の音楽家を迎えたいとおっしゃっていました。長い時間ギター演奏を聴いた後にまたギターでは飽きるだろうという計らいと、ギター以外の演奏を聴くことも良い勉強になるとのお考えだそうです。次回はどんなコンサートかな?今から楽しみです。
そして私自身も、次の発表会までにまた成長できるよう頑張ります!







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by yuko_kodama | 2018-01-10 13:39 | ライブ、コンサートの話

弾き納め会&アフタヌーンコンサート

12月23日(土)、学芸大学駅そばのチェロキーライブタバーンにて今年最後の演奏会でした。


お昼前には、尾野教室・児玉教室合同の「弾き納め会」。美味しいランチプレートと皆さんで持ち寄った差し入れあれこれを味わいながら、気楽な雰囲気でお互いの演奏を聴き合いました。「聴き合う」というのは、とても良い勉強になりますね。後日生徒さんたちの感想を聞いて「おっ、そこまで聴き分けていましたか〜」と感心させられたりもしました。ここで受けた刺激を糧に、また新しい年も楽しくギターを続けてほしいと思います。

同じ会場で午後は私と尾野桂子さんとのミニコンサート。1時間ほどの内容でしたが、ギターソロ、クラシック弾き歌い、ギターデュオと盛りだくさんでした。

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最初に私のソロ。
ファンタジー(ヴァイス)、魔笛の主題による序奏と変奏(ソル)、アラビア風奇想曲(ターレガ)の3曲。
写真に写っているとおり、会場は満席でした。ありがたいです。

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続いて尾野桂子さんの弾き歌い。私も初めて聴きますので、とても楽しみにしていました。

ビジャンシーコ(スペインのクリスマス曲)、日本歌曲は花の名にちなんだ歌を色々(「宵待草」「サルビア」「からたちの花」「桜横丁」)、最後にはギターファンにはおなじみの「カヴァティーナ」(マイヤーズ)を弾き歌いで。
華やかなソプラノの声と素朴なギターの音色は、正反対のようですがお互いに邪魔し合うことなく存在感を発揮できる組み合わせだと感じました。コード伴奏で行う一般的な「弾き語り」とは違い、ギターパートはソロ曲のような複雑な音楽です。頭の中、どうなってるんでしょうね?笑。オンリーワンの音楽です。もともと美しい方ですが、歌っていらっしゃるお顔はさらに美人顔でした〜!



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最後にデュオを。
マズルカ、ワルツ(ターレガ)、月光(ソル〜フォルテア&デュアート)、ラ・ロシニョール、ドローリーズ・アコーズ(パークニング編)、ディア・フレンズ(佐藤弘和)、アンコールにウィ・ウィッシュ・ユア・メリークリスマス、ジングルベル(江部賢一編)。

チューニングに手こずってしまい、最初の曲はきちんとお聞かせすることが出来ませんでした。反省。このターレガの小品は、ほんの2〜3分の作品で特別難しいところもない聴きやすい作品ですが、これぞターレガという感じの洒落たポルタメントが随所に散りばめられてあり、ハイポジション指定も多く、メロディを弾かれた尾野さんのセンスの良さが光ったと思います。調弦が悔やまれます。

月光は、フォルテアとデュアートがこの曲にあてて書いた対旋律を混ぜて、繰り返しごとに入れ替わりで弾きました。こういうアイデアをぱっと思いつくのも尾野さんすごいなーと思うところの1つ。「月光が面白かった」という感想を何人もの方から頂きました。

昨年の12月に惜しくも他界された佐藤弘和さんの作品「ディア・フレンズ」は、私たちなりの表現で(キレイに弾きたい!)、疾走感だけでなくそれぞれのパートの掛け合いや楽曲全体の緩急に気を配ってリハを重ねました。うん、この自分たちの演奏が好きだ!というところまで仕上がって満足しています。

アンコールは江部賢一編の2曲をメドレーにしてつなげました。これまた尾野さんの「ここで切ってつなげちゃえば?」という一言で。楽譜のある曲を楽譜どおりに弾くことしか考えられない自分とは大違い。尾野さんからはリハのたびに色々と勉強させて頂きました。今後もぜひご一緒できたら嬉しいです。

当日は年の瀬の慌ただしい時期にもかかわらず、満席のお客様にお越し頂きました。本当にありがとうございました。

年内の演奏はこれで終わり。
新年は7日(日)の手塚教室発表会、26日(金)秋津loopでのミニコンサートと演奏を続けてまいります。まだまだ修行不足を痛感しておりますが、今後もより良い演奏を目指して頑張りたいと思います。今後ともどうぞ応援宜しくお願い致します!!









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by yuko_kodama | 2017-12-26 14:09 | ライブ、コンサートの話

残席わずかです!

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いよいよ今週末となりました、私と尾野桂子先生とのアフタヌーンコンサート。
おかげさまで残席もわずかとなっております。ご来場をお考えの方は、ぜひご予約をお願い致します。

ご予約は
ykdmykdm@gmail.com
までメールにてお知らせくださいませ。
ブログのコメント欄では受け付けておりませんので、ご注意ください。

明日は尾野さんとの最終リハーサルです。本番良い演奏が出来るよう、もうひと頑張りしたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します!









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by yuko_kodama | 2017-12-19 16:42 | ライブ、コンサートの話

ミニコンサート@Cherokee LiveTavern

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コンサートのご案内です。

発表会をご一緒させて頂きました尾野桂子先生と12月23日にコンサートを致します。1時間のミニコンサートですが、それぞれのソロとデュオで楽しくお届けする予定です。お忙しい時期ではありますが、どうぞお越しくださいませ。

ご予約はメールにて
ykdmykdm @gmail.com
までお願い致します。
ブログのコメント欄では受け付けておりませんので、ご注意ください。

寒くなりました。
皆様どうぞ12月もお体にお気を付けてお過ごしください。

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by yuko_kodama | 2017-12-01 10:24 | ライブ、コンサートの話

ミニコンサート終了

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10月6日(金)、秋津の隠れ家カフェ「loop(ループ)」さんにて無事にミニコンサート終了しました。

会場のループさんは、とても響きのよい空間でした。なんて気持ちの良い響き〜と開演前は調子よくスラスラ弾いてたのですが、やはり本番はそうは問屋が卸さない。。。久しぶりのソロコンサートの緊張に、ミスタッチ続出。でも、弾き慣れたクラシックのレパートリーが自分を助けてくれました。
アラビア風綺想曲、アメリアの遺言、盗賊の唄など、自分の音楽をきちんとお伝えできたのではないかと思います。

当日いらして下さったギタリスト兼作曲家の瀬戸輝一さまが、ブログに感想を書いて下さったのでリンクはります。


「ギターをしっかり鳴らしていて丁寧な演奏」というご感想、ああ自分の良いところをきちんと出せたんだなーと思い、本当に嬉しかったです。貴重なお時間を割いてのご来場、そしてご感想、どうもありがとうございました。

私が弾いているのは、アルカンヘル・フェルナンデス。名器と言われる楽器です。透きとおるようなギター本来の音色が持ち味ですが、弾いた分しか音が出ません。逆にいうと、世の中のほとんどのギターは、弾いた以上の音が出ています。良し悪しは置いておくとして、アルカンヘルは弾くのが難しいとか張りが強いとか世間で言われるのは、きちんと弾かなければきちんと鳴らない楽器だからなのです。

私には、速い曲、難しい曲をミスなく弾ききるようなテクニックはありませんが、「きちんとしたタッチで楽器を鳴らす」テクニックは持っていて、そしてそれは初めてお会いしたギタリストの方にもちゃんと伝わるものだったのだと、嬉しく思いました。

これからも自分らしく、クラシックギターの良さを届けていきたいと思います。
次回、同じくloopさんにて1月26日(金)にミニコンサートの予定です。あらためてご案内させて頂きますので、ぜひお越しくださいませ。

最後に。
こうして「きちんと楽器を鳴らすテクニック」を身につけられたのは、恩師の手塚健旨先生のお陰にほかなりません。その基礎の上に、たくさんの演奏技術を惜しげもなくレッスンして下さったのは、留学中に師事したマリア・エステル・グスマン先生です。2人の恩師に心から感謝したいと思います。(他にも数えきれないくらいの恩人に感謝します!)

さて、今日はその恩師マリア・エステル・グスマン先生の東京でのリサイタル!本当に楽しみです。チケットはたったの5,000円です。私のミニコンサートが1,500円、値段は3倍ちょいですが演奏は100倍、いやもっと??すごいんです。ぜひぜひ一緒に行きましょう。







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by yuko_kodama | 2017-10-13 10:01 | ライブ、コンサートの話

10年ぶりのコンサート

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コンサートのご案内です。
10月6日(金)、地元近くの隠れ家カフェにてミニコンサートを致します。
13席のこぢんまりした音響の良いカフェです。間近にギターの音色を楽しんで頂けると思います。

1人でコンサートをするのは10年ぶりくらいだと思います。今から冷や汗かいて緊張しています。

お近くの方も、そんな地の果てまでは行ったことないぞという方も、ぜひご予約の上お越しくださいませ。
よろしくお願い致します!







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by yuko_kodama | 2017-09-06 21:45 | ライブ、コンサートの話

アンサンブルフェスティバル終了

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17日(土)、下丸子の大田区民プラザ小ホールにて行われた「ギターアンサンブルフェスティバル」、無事に終了しました。

どのアンサンブルも持ち味をいかんなく発揮した素晴らしい会でした。
丁寧に雰囲気の異なる2曲を弾き分けた「アルハンブラ伊勢原」、(「ノルテーニャ」の演奏は残念ながら聴けませんでした)、本番でここ一番の力を出してアンサンブルの楽しさを伝えた「オリエンタル」、音色の美しさと表現の緩急で聴かせた「カンパニージャ」、渋谷環先生の圧倒的な存在感とそれを支えるメンバーの確かなテクニックで魅了した「ドルチェ」、大トリは日本人作曲家によるギターアンサンブルのためのオリジナル作品を揃え、丁寧な解釈と美しい音色でさすがの演奏を披露した「リオリコ」でした。

アンサンブルは楽しくもあり難しくもあります。メンバーが増えれば増えただけ1人の担う負担は減りますが、その分きちんと合わせる難しさは増していきます。人数が多くても少なくても、それぞれに難しさと楽しさがあるのです。これだけの団体が一堂に会して演奏すると、そのあたりが明確に分かりますね。普段から初心者を中心に指導している私は、プロ級の腕前を揃えたアンサンブルよりも、初中級者を中心に練習を重ねて合わせてきたなーというアンサンブルにどうしても感情移入してしまいます。結果的にどのチームも素晴らしい演奏をして下さり、聞き応えのある2時間でした。

来年も開催される予定です。入場無料の演奏会としては第一級の楽しさと聞き応えを保証しますよ!!
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by yuko_kodama | 2017-06-21 12:38 | ライブ、コンサートの話

ギターアンサンブル・フェスティバル

6月になりました。
夏のような日が続き、体も疲れます。

しかし!疲れてはいられません!コンサートのご案内です。

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6月17日(土)
大田区民プラザ小ホールにて、毎年恒例のギターアンサンブル・フェスティバルが行われます。今年、私は初めて二つの団体に参加しています。従来から弾いている「カンパニージャ」と、今年初めて横浜教室の生徒さんとともに参加する「オリエンタル」。

「カンパニージャ」は私の師事する手塚健旨先生率いるベテラン揃いのアンサンブルです。門下のプロギタリストも参加しますし、アマチュアといってもプロレベルのような方もいます。スペイン気質の手塚先生のもと自由で楽しい雰囲気が持ち味ですが、特筆すべきはメンバーの所持する名器の数々。総額いくらになるかしら?その素晴らしい音色にぜひご注目ください!

「オリエンタル」は手塚門下のプロギタリストの一人、丸山耕太郎先生が主宰する団体です。ベテラン揃いのカンパニージャと比べると、とてもフレッシュな雰囲気ですが、熱意とやる気を感じます。メンバーの“一生懸命”をひとつの音楽にまとめてゆく指揮者としての丸山先生の背中に注目です!

その他、独自に定期演奏会を持つなど活発に活動している「リオリコ・ギターアンサンブル」は、委嘱作品や主宰の富川勝智先生自ら作曲された作品などオリジナリティ溢れるプログラムに期待です。演奏レベルもピカイチです。

見所聴きどころ満載のアンサンブル・フェスティバル、なんと入場無料です。ぜひともお運びくださいませ!!

(入場に際しては整理券が必要です。お問い合わせください。)


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by yuko_kodama | 2017-06-02 14:25 | ライブ、コンサートの話

池田慎司&レオナルド・ブラーボ

本日4月16日(日)、大泉学園ゆめりあホールにて「池田慎司&レオナルド・ブラーボ デュオリサイタル」を聴いてきました。

池田慎司さんと知り合ったのは、かれこれ20年前。。。当時はまだアルコイ(スペイン東部の小さな町です)でマエストロ・ホセ・ルイス・ゴンサレスのもと勉強中だった彼も、いまや日本を代表する立派な中堅ギタリストとなり、今日は久しぶりにその演奏を聴くことが出来ました。ちなみに、ブラーボさんの演奏を聴くのは今日が初めてです。

さて最初の曲を、いや最初のワンフレーズを聴いて、良い意味でびっくりしました。あれ?池田くんてこういう音だったかな?
久々に聴いた彼のギターは、ころころと粒の揃ったきれいな丸い音で、ブラーボさんの音色とどちらがどちらと分からないくらいに自然に溶け合っていました。こんなふうにデュオの相手に合わせて音色まで完璧にコントロール出来るのですね。

コンサートの前半はスペイン音楽。それも全て鍵盤の編曲ものばかりずらりと並びました。ソレールのソナタに始まり、アルベニス、グラナドス。。。どれも鍵盤ならではの軽やかなテンポはそのままに、うっとりするようなポルタメント、豊かなビブラート、澄んだハーモニクス、とギターらしさをこれでもかと効果的に散りばめてありました。ギターの最高音域にあたる12フレット以降が正確な音程で美しく鳴ることにも驚きました。音域の広いピアノ曲を、苦しさを感じさせずにギターで弾くのはとても難しいのですが、この2人はそんなことを微塵も感じさせないですね。たっぷり40分くらいはあったと思いますが、その体感時間、10分くらい。

後半はブラーボさんの解説でアルゼンチンの音楽。サンバ、クエカ、チャマメ…全て違うリズムだけど、アルゼンチンのフォルクローレなのだそうです。そして最後はタンゴ!ソロの「エル・チョクロ」もデュオでのピアソラも、本当に素晴らしかったです。特にピアソラは、「オブリビオン」ではロングトーンの続くギターにとっては難しい歌を、まるで音が途切れないかのように美しく聞かせる技術、「ブエノス・アイレスの秋」ではスリリングなリズムとメロディの駆け引きが見事でした。

最近、よく考えるようになったことがあります。それは「なぜギターで弾くのか」「なぜ自分が弾くのか」ということです。
以前はただ「好きだから」という理由だけで弾いていました。でも、違う楽器の曲をギターで弾くならば、ギターで弾くことの意味を考えたい。たくさんのギタリストが演奏している曲ならば、自分がそれを弾くことの意味を考えたい。

今日のコンサートは、そんな「ギターで弾く意味」「彼らデュオが弾く意味」に満ちていました。ああ、ギターっていいなー、やっぱりギター大好きだなー。そういう幸せな気持ちで帰途につきました。池田さん、ブラーボさん、素晴らしいコンサートをありがとうございました!




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by yuko_kodama | 2017-04-16 22:13 | ライブ、コンサートの話