緊張を克服する

先週土曜日は、手塚健旨先生の教室発表会でした。残念ながら第一部しか聴くことが出来ませんでしたが、やはり手塚教室の皆さんは音色が美しく、聴いていて心地良かったです。自分も早くまた舞台で演奏したい、という気持ちになりました。

しかし、舞台で弾くというのは、やはり緊張するものです。体のちょっとした震えなどが指先のコントロールを乱し、ミスに焦ると余計に緊張が増す悪循環。私もたくさん経験しました。
これをどのように克服するか、人それぞれに方法はあると思いますが、今回は私が実践したやり方を紹介したいと思います。これは、スペインでコンクールを受けた時に、当時指導を仰いでいたマリア・エステル・グスマン先生が教えてくれた方法です。

それは、イメージトレーニング。
必ず就寝前にベッド(布団)に横になって行います。
まず、横になってリラックスした状態で、本番の舞台をイメージします。知っている会場であれば、できるだけ正確に詳細を思い浮かべます。初めての会場ならば、かなり大きいホールをイメージしておくと良いです。本番がイメージしたよりも小さい会場である方が緊張しません。
場面は、自分の出番の前の人が舞台で弾いているところ。自分は舞台袖で出番待ちです。ここまでイメージしてくると、少なからず緊張してきたはず。緊張を覚えたら、イメージ作業は続けながら、できるだけ体がリラックスするよう努めます。
前の人が演奏を終えました。拍手が起こり、袖に下がってきます。さあ、自分の出番です。舞台中央まで進み、盛大な拍手を聞きながらおじぎをして席につきます。足台に足を乗せ、調弦します。さらに緊張してきます。呼吸を意識しながらリラックス。
演奏開始。自分が演奏する予定の曲をきちんと最初から最後まで、イメージの中で弾きましょう。練習中からミスの出やすい箇所は、ミスもイメージします。ミスした時に動揺しないよう努めます。
最後まで弾いたら、再び盛大な拍手を聞いておじぎ、舞台袖に下がるところまできちんとイメージしましょう。これで終わりです。
終始、体の緊張を感じながら、それを意識してリラックスに持っていくことが重要です。これを、できれば毎晩行います。成功すれば、本番でも同じように緊張をリラックスに持っていくことができるでしょう。私にはものすごく効果がありましたよ。

この方法をどなたかに紹介した時、「曲を覚えてないからベッドの中では無理」と言われました。ああ、確かに…。発表会の曲は、ぜひ暗譜してください…。












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by yuko_kodama | 2015-01-27 21:27 | ギター教室の話
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